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隠された心の炎は再燃するのか
「インドの伝統医学・アーユルヴェーダ」の理論を用いて、人間の本質を分析し、私の考える仮説を元に、今の状況や自分の能力の活かし方を提案しているのが、「おSENTOロックショウ」シーズン2。
毎週水曜日21時から、YouTubeチャンネルとFacebookライブで生配信している。
そして配信後に、noteでその振り返りをテキストでまとめているのがこれ。
今回のゲストは、フードライフコーディネーター 浦川実香さん、通称うらんさん。
もともと和歌山でイタリアンのレストランをパートナーのシェフとやっていたうらんさんは、お店をたたんだ後、次の夢に向かって着々と進んでいる。
飲食業に長くたずさわってきたこともあり、食を通じていろいろ表現していこうと目下準備中!というところ。
ふんわりした優しさがにじみ出ているが、メンタル的にセンシティブなところもあり、その辺との兼ね合いがポイントとなりそう。
※この記事では、アーユルヴェーダの健康のあり方をベースにお話ししています。そのベースは動画の冒頭で10分程度で説明しているので、アーユルヴェーダをご存じない方は、ぜひ動画の最初を少しだけ見てからお読みください。
3つのエネルギーにあまり差がないが…
アンケートの数字的には、風、火、水のエネルギーのポイント数にはあまり差がなかった。
でも、子どもの頃の性質を見てみると、水はしっかりありそう。
・おとなしい
・人見知り
・変化に対応するのが苦手
・よく眠れる
もちろん、今のうらんさんの見た目や話し方などからも、水のおだやかさ、ゆるやかさは伝わってくるので、水がベースであることは間違いなさそう。
そして、風っぽい一面も見受けられる。
・便秘がち
・疲れやすい
・覚えたつもりなりやすい
など。
ただ、火の要素について、私はポイントの数ほど感じることがなく、この数字をどうとらえるか、質問をしていった。
人生の流れから仮定してみる
幼少期はほとんど祖母と暮らしていて、母親との記憶はあまりないそう。
一方、学生時代は闊達で、やりたいことをやり、クラスの文化祭の委員などをやるタイプで、家を出るために早く結婚したい、と思っていたそうだ。
その願いは叶って、21歳で結婚し、20代で3人の子供を出産、おそらく子育てに奔走した20代だったと思われる。
その後、30代に入ってこの結婚は終わるのだが、かなり大変だったのか記憶もあまりないらしい。
一人で子育てしながら、40代で新しいパートナーと出会い、一緒にお店をやったり、今も新たな場づくりを始めている。
つまり、現在は落ち着いて、つまり3つのエネルギーは安定はしている、と言う印象。
この話の中で、うらんさんが自分で思い出したのが、子育てのこと。
学生時代は思ったことを思ったようにやっていたが、出産後は思い通りにすることが叶わなくなってあきらめた。
学生時代の闊達さや、自分でも思い通りにやっていた、と言う印象からすれば火の要素を感じる。
それが、子育てと言う、自分を削って子ども優先にしなければならない日常になって叶わなくなり火の熱意が抑えられ、「我慢する」「忍耐する」という水の性質でおぎなってしまったのかも知れない。
さらに、子育てから離婚されるまでの10数年、記憶がないというところから見ても、肉体的にも精神的にも大変で風のエネルギーが乱れていたと予想できる。
こうした自分自身のエネルギーの変化に向き合うことなく、長年きてしまって、今の自分に違和感を感じながらも迷子になっているような感じではないだろうか。
結婚前の自分と今の自分
結婚前のご自身の闊達さ、意志の強さっぽいものには2つの考え方があると思った。
1つは、そのまま火のエネルギーによるもの。
もう1つは、風のエネルギーによる一時的なテンションによるもの。
それは、今のうらんさんは感受性が強く、風が多そうに見えたため、風の影響もあるのでは、と考えたからだ。
だが、聞いてみると、子ども時代はそれほど風が乱れるような印象はなさそうなので、やっぱり火の要素なのか?とも思ったのである。
この仮定をそのまま話し、うらんさんに「どう思いますか」と尋ねてみた。
すると、意外にも確かな答えが返ってきた。
学生の頃は確かに火っぽい性質があったと感じるが、生きてきた中で見えなくなり、自分の本質と離れてしまったせいで今の自分にモヤモヤするのではないか、と。
確信を持って答えてくれたので、私が仮説を話していくうちに何か気づきの糸口になったのかも知れない。
自分の中にずっといたのに、すっかり隠れされていた火の要素を思い出したようである。
また、子どもの頃よりも今の方が感受性が強いと感じ、心が乱れやすいのは「風のエネルギーが増悪している」のだと考えた。
それにより過剰に、感覚器官が過敏になり、不安になりやすい、心配が起こりやすい、状態を作っている気がした。
本質から離れて生きることはつらい
これは、肉体的にも精神的にも言える。
肉体的に本質から離れていくことは、病気になりやすくなる。
精神的にも、生まれ持った能力を生かすことなく、本来はあまり持っていない力をもってして、努力や工夫で人生を乗り切ろうとすると、ものすごいパワーが必要なのだ。
それよりも、より多く与えられたエネルギーを上手く使い、社会で生かしてくれた方が、世の中的にも上手くいくのではないだろうか。
人生には努力や工夫を試す時期と、それによって自分の本質を見極め、できること、得意なことにシフトしていく時期があるような気がしている。
そういう意味で、うらんさんは隠れていた自分の火のエネルギーを思い出したのも、必然だったのか。
本来、さずかった能力をもっと活用して、自分のやりたいことのために時間を使っていいのだと思う。
自分の本質が知りたい人はカウンセリングをどうぞ!
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