「お化粧できない」からの脱却
メイクってものをほとんど知らずに、たまにやるときは見よう見まねで生きてきたワタクシ(50才)が最近、メイクをしてみよう!と試みている。
そのきっかけとなったのは、イガリさんだ。
メイクアップアーティストのイガリシノブさん。
たまたま見たNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にイガリさんが出ていて、なんだかとても好きになってしまって、その話を聞いていてメイクっていいなーと思ってしまったのである。
まったく女性誌なども読まず、メイクと言うものに接点がない私は知らなかったのだが、メイクアップアーティストとして長きにわたり活躍されていて、 #イガリメイク と言われる独特のメイクスタイルや、目の下にチークを入れて上気したようにする #おフェロメイク で人気とか。
うん、そういえば、こういうのよく見る!!!
メイクもトレンドがあるのは分かっていたが、なるほどなあと思うのと同時に、そんなすごそうな人なのにイガリさん自身は大阪のおばちゃんのような気さくで話し上手な人で。
メイクを使って、みんなが元気になったらいい!みたいなことをおっしゃってて、めちゃくちゃ好きになってしまった。
外見コンプレックスとメイク
私もご多分に漏れず、外見コンプレックスがめちゃくちゃあった。
年を取ったことで、自分の顔がだんだん好きになれるようになったのは45才を超えてからだから、相当こじらせてる。笑
外見コンプレックスがあると、
不細工なのにメイクとかして頑張っても良くならない、
何ならがんばってるのも恥ずかしい、
という発想をしてしまう。
人に見られる自意識が過剰すぎて、人にどう見られるかの恐怖がすごかったのだと思う。
その点で、テレビ番組の編集という仕事は好都合だった。
徹夜や泊まりの仕事なので、メイクをしないという選択が別段不思議がられない業界だったのである。
じゃあ、メイクをしてないかと言うと、厳密にはそうではない。
もともと吹き出物肌なうえ、睡眠不足で顔色が良くないので、何かを塗って隠そうということは良くやっていたし、あとは眉を描いておけばいいか、と言うぐらいのことはやっていた。
だから私にとってメイクは、自分をきれいに見せるというより、マイナスを隠すもの、と位置付けられていたのだった。
イガリさんに興味を持って「赤リップ」に憧れる
番組でイガリさんに興味を持った私は、イガリメイクについての記事やYouTubeを見始めるのだが、ここ数年流行ってると言う赤リップメイクと言うのにめちゃくちゃひかれてしまった。
実は先月、久しぶりに髪を伸ばしていこうと思い、フレンチボブを目差したスタイルにしてもらったのだが、その時、私の中にあったイメージが映画「アメリ」。
実は、この映画は見たことがないのだが(流行りすぎてて見損ねた)、このビジュアルは鮮烈でよく覚えていた。
私はおでこが広くないので、ここまでの眉上前髪は似合わないのだが、黒髪ボブに赤いリップと言うのがイメージに合ったので、こういうのやりたい!!と思ってしまったのである。
調べてみて買ってきて実験
元来、リサーチ魔なのでこれと思ったら、イガリさんのYouTubeや美容記事を読みまくり、イガリメイクの概念とか捉え方から学んだ。
そして、最低、何が必要なのかメイク用品を買うところから。
ただ正直言うと、メイク用品にお金をかけたことがないので(ダイソーでもいい派)、デパートに売ってるような高級なものは買えない!
そこで、他の美容系YouTuberさんを見て、ドラッグストアで買えるプチプラ(低価格帯)のブランドから、似たようなものを探してみたりとなかなか楽しい。
1000円以下で買えるものでもすごくいいものもたくさんあって、ビックリしている。
イガリさんの良く言う「抜け感」とは
ファッション誌とかでも良く聞くんだけど、抜け感ってなんなん?笑
イガリさんは、今はこの「抜け感」が大事と良く言ってる。
たぶん、「やってますよ」感を感じさせないで、めっちゃポイントをおさえてる感じかなと思ったんだけどあってるのかな?
実は私がメイクをあまりしないのは、しても良くなったとあまり思えないから、と言う理由もあるんだが、そりゃそうだ。
やり方を知らないで自己流でやってるのだから、思うとおり、別に良くなってなかったのだろう。笑
顔が白っぽくなって、目がやたらでっかく見えてバランスが悪く、少ししかぬってなくても厚化粧と感じる…
あ、そうか!なるほど!!
これこそ、「抜け感」がないということではないか!
特に、赤リップをするときは赤リップが強いので、他の部分は自然にならないと良くないらしい。
なるほどなあ。バランス大事。
肌作りと言うものが面白い!
そんな中、イガリさんが、この元美容部員YouTuber和田さんにメイクをする動画がめっちゃ衝撃だった。
私がマイナスを隠すために、何かを塗っていたのとは2週半ぐらい違っていて、ファンデーション塗る前に肌がすっかり整ってきれいになってしまっていた。
今まで、下地としてファンデーションを言うものを塗り、その上に描いたり色を塗ったりと言う2次元的なとらえ方だったけど、イガリさんの話を聞いて顔を三次元的にとらえるんだー!という視点が生まれ、めっちゃおもしろくなっている。
これを踏まえて、いくつかのカラー下地を追加で買いそろえて試してみたところ、今までと全然違う!!
全体に塗って「なんか白っぽい」と言うのがなくなった!
吹き出物もあるけど、濃く塗ってないのに目立たない!目が行きにくい!
え、どうして?!
イガリさん、すげええ!!!
というわけで、私は今、イガリさんに夢中です。
まだまだ「抜け感」があるとは思えないけど、いろいろ挑戦して試してみております!!
たのしい!!!!!
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