5冊厳選本棚
この企画を気に入った方は、ご自身のお好きな本を#5冊厳選本棚、とつけて投稿してくださいませ!
必ず(記事を)読みに行きます!
この企画は、各ユーザーで大好きな本5冊をシェアできればな、
と思い始めました。
(5冊にしたのは、過ぎたるは及ばざるがごとし、ということです、、)
Noteは、好きな本を紹介しあう媒体としてとても優れていると思っています。
他媒体に比べて本好きのユーザーが多そうだからです。
しかも、Note投稿自体が簡易の本であるとすれば、
好きなNoterの好きな本を知りたい、というのはとても自然な感情でして
ぜひとも皆様の好きな本をお伺いしたいと。。
ということで、私の大好きな本5冊をご紹介します!
1. しろばんば/夏草冬濤/北の海(井上靖)
いきなり1冊ちゃうやんけ という指摘はもっともですが、
シリーズものなのでお許しください。
話自体に大きな展開はなく、主人公(幼き筆者)の何気ない日常が描かれています。
だからこそ、作者の名言「幸福を求めない心に、幸福が宿る」
を生き生きと感じられる本です。
内容:野草の匂いと陽光のみなぎる、伊豆湯ヶ島の自然のなかで幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の少年時代を描いた自伝小説。(Amazon抜粋、以下同)
2. デカメロン(ボッカチオ)
世界史学習者の方は、せかせかとテスト勉強で覚えたのではないでしょうか。
14世紀からずっと大切に残されてきたこの本。
でも読んでみたら、浮気話/3P/男色、、など結構ぶっとんでる。笑
あんまり難しい顔して生きなくていいよね、って軽くなれる本です。
内容:ペストが蔓延する14世紀フィレンツェ。郊外に逃れた男女10人が10日の間語りあう100の物語。不滅の大古典の全訳版、第1弾。
3. アドルフ(コンスタン)
恋愛経験者におすすめ。どろどろとした恋愛の中期~終盤にかけての痛み・辛さがここまでか、とばかりに書いてあります。
1816年の本です。人間の感情構造は大きく変わってない、ということを感じつつ、甘苦い恋の感傷に浸れます
内容:将来を嘱望された青年アドルフは、P伯爵の愛人エレノールに執拗に言い寄り、ついに彼女の心を勝ち取る。だが、密かな逢瀬を愉しむうちに、裕福な生活や子供たちを捨ててまでも一緒に暮らしたいと願うエレノールがだんだんと重荷となり、アドルフは自由を得ようと画策するが…。
4. 死ぬ瞬間の5つの後悔(ブロニー・ウェア)
誰一人、いつ死ぬかわからない。
この忘れがちな事実を、いつでも思い出させてくれる名著です。
内容:数多くの「最期」を看取った女性介護人が死の床で聞いた、誰にでも共通する後悔とは?人生は今からでも変えられる。器用に生きられないあなたに贈る一冊。
5. やし酒のみ(エイモス・チュツオーラ)
最後の本はこの本。選抜するの、非常に悩みました。
悩んだ本も紹介したいけど、反則だと思うので書きません。。笑
正直、この本は意味不明です。僕には。笑
アフリカ文学最高傑作と言われています。
ですが、何もかも意味不明で(文章自体はわかる。発想が不明)
「世の中にはいろんな人がいるんだ。周りに合わせなくていいし、他人を自分に合わそうとしてはならない」
このような思いにさせてくれる本です。
内容:「わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった」――。やし酒を飲むことしか能のない男が、死んだ自分専属のやし酒造りの名人を呼び戻すため「死者の町」へと旅に出る。その途上で出会う、頭ガイ骨だけの紳士、指から生まれた赤ん坊、不帰(かえらじ)の天の町……。神話的想像力が豊かに息づく、アフリカ文学の最高峰。1952年刊。