月の神様からの贈り物
新月が明けたとき、月照彦さんに呼ばれて訪ねると、なにやら陶器のような素材で作られた手のひらサイズの器を持っていました。
グレーでツヤツヤしていて、神棚にお供えする神具の水玉のみたいなもので、パカッと蓋が開きます。
どうやらこれは古代の通信機のようで、神様と交信するのに太古の人々は祭祀でつかっていたものだそうです。
調べると、『サイ』と呼ばれる祝詞を入れる器があったらしいです。
漢字の構成要素である“口”の本来の意味のようです。
言、感、語、兄、などですね。
もらった器に言葉を吹き込んで、封をして神さまへ捧げるような使い方をするみたいです。
扱うのに認証システムのようなものがあって、月照彦さんが手をかざすと水色のふわっとしたエネルギーに包まれてアカウント登録が完了したみたいです。
正直、器の用途に対していまさら感が否めなかったのですが、試しになんか吹き込めって急かされるので、
とりあえずすべての神々と魂への祝福の祝詞をいれてみました。
封をするとふわっと浮き上がり創造主さんの部屋にワープして、次元の瓶の中に、ちゃぽんと落ちていきました。
その瞬間、頭のてっぺから足先まで鳥肌が立つようなザザッとする感覚が2往復半。
すごい振動のようなエネルギーが動きました。
直後に太陽がまぶしく輝きだし、雲が晴れて日が差し込んできました。
なんか、すごいことはわかった。
とりあえず悪用厳禁だからと念押しされて、瓶の中に落ちた器がスッと喉に戻ってきました。
この器は月読の宝らしく、いまここで渡されたのは今週末に呼ばれている、ある神社のミッションに関わりがあるみたいです。
山登りしんどいけど、ますます行かなくてはいけない状況がつくられてしまった。
久々のミッションで色々ありそうなので、事前調整として神社一帯とその半径50kmの磁場調整をしたのですが、でるわでるわ。
コウモリのような妖怪やちっちゃい悪魔みたいな鬼みたいなのがドバッと。
確認すると不要だったようなので全部消滅させてもらって、一帯の波動が軽くなり、聖域感がでました。
修験ぽい感じだったので修行したひとが落としていった悪想念などの集合体のような感じですね。
あとは現地で直接じっくりです。
そういえば、
月の宝は潜在意識に強烈に作用するようで、人につかうとガラッと書き換えることが出来るので、ワークやセッションでありがたく使わせていただこうと思います。
じゅんじゅん