節目

突然暗い話を持ち出してしまうことを予め謝罪しておこうと思う。

「エイジがいなくなったから、」

私はこの言葉が、忌まわしくて堪らない。

まるでアバンティーズは、エイジくんが1人で動かしていたかのような言葉に聞こえる。

アバンティーズの主な編集をしていたエイジくんを失ったことは、彼らにとって、確かに大きいことだと思う。

でも、エイジくんが1人でアバンティーズを成り立たせていた訳ではない。

アバンティーズは、4人で歯車が動く。

エイジくん1人では、決して動かない。

人間は皆、ないものねだりな生き物で

タラレバを言ってしまうのは当然。

だから無意識に比べてしまうのかもしれない

でも比べられるのを誰よりも望んでいないのは

エイジくん張本人な気がして堪らなく胸が痛くなる

そして残された3人も

きっと誰よりも辛い思いをしているはずなのに

「企画が面白くない」「編集が面白くない」

そうやってエイジくんと無条件に比べられて

無条件に評価されて

無条件に傷つけられて

今の3人にとってエイジくんは

かけがえのない存在であり

かけがえのない仲間であるはずだし

そしていつまで経っても対等な立場

そうあってほしい

けど

そういうエイジくんと比較されるような言葉が

彼らの存在価値とか存在意義とか

そういったプライドを散々に踏みにじって、

徐々にエイジくんの存在が負担になってしまっているのではないかと

そう思うと少し怖い、そして重い

エイジくんがいつの間にか

越えなければならない壁になっていて

残された3人を追い込んでしまってはいないか

愛とかそういう言葉でまとめるのはなにか綺麗事のように聞こえて嫌だけど

でもアバンティーズの愛の形が崩れているように感じる

それが今の動画のスタイルに影響を及ぼしているのだろうなと、少なからず一視聴者にはそうみえる

今のアバンティーズは

正しい答えが分からず路頭に迷っているような気がする

収益をただただ求めた、ビジネスと化したグループになっているような気がする

でも私は、正解を求めなくてもいいと思う

ただ好きなことを好きなように動画にしている貴方達が好きだから

私以外のリスナーもきっとそう

10年目のYouTuber、迷ったっていいじゃん、悩んだっていいじゃん、転んだっていいじゃん

失敗を恐れずガムシャラにカメラに立ち向かうアバンティーズの姿を、もう一度みたいです。

10周年、心の底から歯をむき出しに笑うアバンティーズを沢山待ってます。

どんな姿でも応援したいから、

どんな姿でも力になりたいから、

私の大好きなアバンティーズを、大好きだと胸を張って言えるように、全力でYouTubeをやりやがれください。

それから、私はいつでもみんなのこと対等にみているし

到底、メンバー同士に序列ができる貧相なグループだとはこれっぽっちも思ったことがない

私が好きな幼なじみ4人組は、みんな同じくらいイカしたキャラクター持ち合わせてるから、比べる余地もない

悪乗りが好きな不真面目リーダーかと思えば、誰よりも表現するのが上手くて誰よりもメンバーのことを考えてる情の深い青

能天気で自由奔放な思考を持つ反面、アバンティーズのことを１番に考えて行動してくれる、馬鹿真面目で一生懸命な黄色

冷静に物事を見極め善し悪しを判断する能力、そしてメンバーに対する柔順な心と誰よりも強い意志を持ち合わせる気丈な緑

並外れた発想力と行動力で場を盛り上げる天才的な思考と、メンバーへの慈愛と尊敬を忘れず常に冷静に場の空気を読める情熱の赤

当たり前だけど決して混ざることがない4色だし、

この個性豊かな4色があって初めてアバンティーズと読むなあと。

比較できるものなんて、なんにもない

ただの幼なじみ4人組。最強の幼なじみ4人組。

そういえばエイジくん、こんなこと言ってたっけなあ、

「わかる奴 にはわかる。

わからねぇ奴 には、一生 わからねぇ 話だ。」

アバンティーズ、改めて10周年おめでとうございます。