徒然なるままに

春である。
一目で着慣れぬことの分かるスーツ姿の新入社員の皆さんを目にするにつけ、己も何か真新しいことを始めたくなった。
で、noteである。
スマートフォンをして通信機器feat.ネット環境という認識に過ぎぬ私にとって、Twitter、Instagram等のSNSは魔境である。
まずその目まぐるしい短文と画像、動画の奔流に圧倒される。
ハッシュタグとは何ぞや。
何事もジックリ腰を据えて取り組みたい私にとっては、まことインスタントの印象を拭えぬ。
と、言うより単に己が付いていける器量を欠いているだけのことである。
このnoteというものは、ジックリ腰を据えて自己表現するにハードル低く、故に、SNS不適合者にもオススメな場である、という評判を耳にした。
その評判に早速甘えてみた次第である。

名をMccoy?!と記す。
読みは『マッコイ』である。
由来は大学入学の後、所属したアコースティック系音楽サークル(実に軟派な響き!)で、本名を名乗った際、お調子者かつ実に気の良い同輩が、勢い口走ったモノである。
?!は理由ある飾りである(求められなくともこの辺りはおいおい説明しちゃうかもしれぬ)。
14歳でボイスパフォーマンスの妙に取りつかれ、以来約20年(具体的な年齢は省く)の近くに渡り、素人ながらマイクを握り続けてきた。
加えて物心ついたころより、活字に親しんでいた。
こう言うと高尚に聞こえるが、なんのことはない、ちょっと特殊な家庭環境から、幼少からの娯楽のメインの多くを占めるのが読書であっただけのことである。
就職を機に実家を離れ、己の生活を己のみでコントロール出来るようになると、食事管理、体形管理が面白くなった。
人体とは心がけ次第でいかようにも変化するのである。

このnoteでは、かようにボイスパフォーマンス、読み道楽者、筋トレ&ダイエット実践者を三本柱とする私の駄文の垂れ流しを根っこに、マァ、何とか己自信が楽しめれば良いなと、甘え切った性根を恥ずかしげもなく晒していかんとする次第である。

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