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メッセージ要約 2024.2.18 「勝利の約束を見据えて生きる」

天才で変わり者のアインシュタイン。列車で講演先に向かっていたが、切符を失くして必死に探したが見つからない。車掌が、有名人が不正乗車するはずがないので切符がなくても構わない、と言ってもまだ探していた。切符がないと自分の降車駅がわからないから、という理由。誰でも、自分の行先がわからないと不安になる。今日の個所では、イエスは大祭司の官邸に連れていかれる。

1,神の十字架の計画の確かさ

神の人類救済計画のため、イエスは十字架にかからなくてはならなかった。この計画を成就するため、神はさまざまな人の思惑や状況を用いている

①ユダの裏切り

ユダの裏切りによって、本当は祭りの期間中は避けようとしていたイエスの逮捕が過ぎ越しの祭りの最中に実行された。

②当時の裁判制度

この時期、ローマから支配を受けていたにもかかわらず、ユダヤ議会に死刑(十字架刑)決定の権利があった。メシアは木にかけられる必要があったから。

③多くの律法違反

カヤパは偽証をしてまでイエスを有罪にしようとした。全会一致も違反(実際は反対意見が必要)。裁判から判決まで即日決定している。議員たちの暴力行為。

・・・・・そして、イエスは過ぎ越しのいけにえとして十字架に架けられることになった。

2,神が世界に持っている計画

①イエスには罪を見いだせなかった。・・・裁判によってイエスに罪がないことが明らかになった。罪がないからこそ、全人類の罪を背負うことができた。

②十字架後の復活

イエスが十字架から3日後に復活することを、神殿に言い換えて言われた。

③昇天と再臨

イエスは、質問に答えて、「神の右の座に座るもの」、つまりメシアであると、ご自身のことを言われた。

3,苦難の先に

十字架の死の先に復活がある。神の計画は「勝利」の計画。私たちの人生にも苦難があるが、その先には勝利がある。

<例話>1800年代半ば、スコットランドの古城でのパーティに有名な画家が招かれていた。その席でメイドがうっかりワインをこぼし、壁を汚してしまった。翌日、皆が狩りに出かけ帰ると、その壁のシミを利用して画家が素晴らしい絵を描き上げていた。古城の主人もメイドも幸せな気分になった。

私たちの人生にもたくさんの「シミ」があるが、神様は、それらを素晴らしい作品に変えて下さる、そのようなお方です。

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