見出し画像

「牧師夫人の徒然なるままに」(八六八)「主が設けられた日、この日を楽しみ喜ぼう」(詩118)その1

結婚して、峰町キリスト教会の牧師夫人として遣わされてから、早くも四半世紀が過ぎようとしています。妻として、母として、そして牧師夫人として、まことに充実した日々を送らせていただいてきたことに感謝をしています。

しかしながら、これは私の生まれ持った性分なのでしょうか。いつも与えられた仕事をこなしながら、心の中で「これを終えたら、次にはあれを手掛けなければ。その次にはあれもしなければ」と、先の予定に追いかけられて、今、手掛けている仕事を最速で片付けなければという強迫観念に襲われ続けてきました。冒頭に掲げた御ことばのように、その時を楽しみ喜ぶことよりも、早く終わらせて次の仕事にかかる事の方が優先されてきたのです。

本人はいつも先を見越しての前向きな姿勢だと自己評価したいのですが、この「前向き」な姿勢が生み出してしまうストレスに最近気付き始めています。

私の姿勢は、パウロのように「後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進む」という一途さだと、自分を褒めたいところですが、何かすっきりとしないものを感じています。そんな時にマザーテレサの言葉に出会いました。次回に綴ります。

安食道子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?