まだ続く呪胎戴天
はじめに
呪術廻戦236話ほんまにえぐかったのでnoteに感想まとめます!
人外魔境新宿決戦は常にハイテンポで進みますが先週は瞬間移動しましたね。
このnoteには 呪術廻戦236話 の内容を多分に含みます。ネタバレが嫌な方は要注意です。
感想
五条悟死んじゃった…
好きなキャラなのでめちゃくちゃショックです…
漫画とかでリアルダメージ食らうことは今までなかったんですが、流石にキてます。五条推しが病みまくって単眼猫に殺害予告とかしないといいけど。
宿儺強すぎじゃないかな?五条のこと余裕ありで倒しちゃってるじゃん。流石に ” ■開 ” の中身ぐらいは明らかにしといて欲しかった。
そんでもう鹿紫雲vs宿儺は速すぎる。
最高だったこと
読者の心を動かす力
五条悟の死をこんなにあっさり持ってくるのは「すごい」の一言です。
大小、良し悪し、色々あってもこのシーンは全読者の心を揺さぶった、と思ってます。そんぐらいインパクトがあるシーンでした。見た瞬間心えぐられた。
同時にこんな人気キャラの死を編集部がよく許したな、とも笑
感情表現のうまさ
回想シーンの表情すごく豊かじゃ無いですか??
芥見先生って絵がずば抜けて上手いとは思わないですが、表情の豊かさは随一ですよね。全力出せて満足気な五条、久しぶりの夏油登場に驚いた五条、死んだ瞬間の五条、同じ人間を描き分けるのも上手いなって思ってます。
もう一個、五条がやられた瞬間に雪降り出してるんです!
絶対、劇場版のラストシーンと合わせてません?!
どっちも12月24日だし…ホワイトクリスマス…
『逆夢』聴きながら読むとマジで切ない…
テンポの良さ
超メインキャラ一瞬で殺して、その回の終わりにもう次の戦い描き始めるテンポの良さ、本当に呪術廻戦の魅力です。
『ONEPIECE』だとルフィvsカイドウ、『NARUTO』だとナルトvsサスケ級の戦いをこのペースで終わらせちゃうのは、ちょっと寂しいけど最高です。
ちょっと不満
何回か読み直して思ったのは「単眼猫が五条悟を殺すために話を歪ませたな」ってことです。
元々芥見先生は「五条悟が嫌い」と明言していて、殺す気満々でうずうずしてたんじゃないかな。
そう感じた理由は以下です。
宿儺が強すぎること
1話前との乖離があること
順番に深掘ります。
宿儺強すぎ問題
術式の性能
「宿儺が不可侵を破るだけでなく、体を切断できたこと」に一番疑問を持ちました。術式対象の拡張によって五条の無下限呪術を破ったところまでは「めちゃいいな」と思います。ただ、元々五条は呪力強化も最強で、決戦序盤で領域を破られた際に、伏魔御厨子では切断されていませんでした。(乙骨といい試合した石流龍はバッツリいかれてましたが)
つまり、236話では宿儺の術式強度まで底上げしてしまっている訳です。
元々術式が強いはずなら伏魔御厨子を喰らった時点で五条死亡のはず!
この”無敵亜空切断”で高専サイド控室に特攻されたら全員瞬殺されちゃいそう…
ジャンプ作品によくあるインフレ状態な感じ(あんま辻褄合ってないけど強い技やキャラを出す感じ)がしました。呪術はこの辺緻密に練り上げられてると思ってたのでちょっと残念…
宿儺の手札多すぎ
現状わかっているだけでも宿儺の手札は結構あります。マジで圧倒的すぎて勝てる気しませんし、これを全部描き切るには高専サイドの戦力足りなくないですか??
以下、わかっているだけでも
■開
複数の術式??
万呪具
裏梅
羂索アシスト
があります。裏梅パイセンは真希、秤あたりと同格ぐらいじゃないですか?乙骨は羂索担当だとして、マジで鹿紫雲と虎杖+αでこの宿儺倒せるとは考えられない…
1話前との違和感
五条の反転術式全開じゃないの?
235話の最後に「黒閃で反転術式の出力を取り戻した」と言われています。その後宿儺の治癒も鈍いって言われているので、調子は明らかに 五条>宿儺 のはずです。足の一本二本ぐらいなら生やしてくれそうじゃないですか??
まあ、それは無茶だとしてもあんなにあっさり死ぬのはおかしいな、と考えちゃいます。黒閃の意味あんまなくね?って感じもします。
展開の圧倒的違和感
五条勝利宣言からの即死に違和感を感じない人っていなくないですか?
これは願望ですが、せめて「宿儺の不適な笑み」描写とか「ザシュッ」効果音(黒い背景)ぐらいは事前に入れて欲しかったです…
”読者にショックを与えたい”が先行しちゃって違和感生まれたなって思いました。
今後の展開
まず単眼猫は虎杖以外全員殺しそうですね。
虎杖覚醒
個人的に虎杖はこの後覚醒して宿儺を追い詰めると考えています。
そう考える要素は以下です。
元々死滅回遊プレイヤーである謎
「宿儺の指はお前の意思で取り込んだろ」
虎杖に似ている播磨術師の存在
「羂索め、気色の悪いことをする」
宿儺の1000年”ぶり”の緊張
宿儺は虎杖がとどめを刺しそうだから(後述)
基礎でゴリ押しは意外と強い
つまり、「虎杖は1000年前宿儺の強敵であった播磨術師を元々受肉していて、その力が覚醒しゴリ押しで宿儺を追い詰める」となるのでは?ということです!
そろそろ主人公に暴れてほしい🔥
宿儺の始末
宿儺強すぎ問題の対処方法についてですが、宿儺の最後は、「伏黒意識復活で虎杖にとどめ刺される」だと考えています。要は「呪胎戴天」の逆転です。
呪胎戴天は初期のエピソードで、『虎杖宿儺が暴走、伏黒vs宿儺、虎杖が意識を取り戻し自死』の流れで話が進みます。つまり、ここからの展開は『伏黒宿儺が暴走(イマココ)、虎杖vs宿儺、伏黒が意識を取り戻し自死』になるという予想です。
宿儺が伏黒に受肉する回もサブタイトルは呪胎戴天と冠されていました。繰り返してこその呪術”廻”戦なので、(というかその展開が見たいので)ぜひこの予想は当たってほしいです!
余談(早バレについて)
今回実は前週にネタバレが出回りTwitterのトレンド
1位に”呪術のネタバレ”がランクインしていました。
かなりの人が衝撃画像を見てしまったらしく阿鼻叫喚飛びまくってました
集英社はもっと明確な対策取らないと、”ONEPIECEが何かわかる回”とかもっと酷いことになるぞ!
ジャンプ購読者のアカウント向けに先行公開とかできないのかな??
ここまで読んでくれた方ありがとうございました!!!