母とロマサガ2

私が畏怖する猛女な母のネタを。

卒業して25年くらいになるが、以前、私の母はロマンシングサガというスーファミのRPGをやっていたことがあった。その時の小話を。

●ロマンシングサガ1
ある日、母のパーティがアイスソード(氷の両手剣でかなり強い武器)をご機嫌に振り回していた。

私「あれ?アイスソードどうしたの?」
母「ああ、ガラハドとかいう人から『もらった』。」

その後、私もゲームを進め、アイスソードを購入に行くと売り切れていた。直前でガラハドがアイスソードを購入したためである。

ガラハドに話しかけるとこんなメッセージが出た。
ガラハド「ついに ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!」

「ころしてでもうばいとる」を選ぶとアイスソードが手に入ると知った時の私の気持ちが貴方にわかりますか?(笑)1度クリアした人が2週目で「試す」ならわかりますが、母は1週目からそれをナチュラルに選んだようです。


●ロマンシングサガ2
ある日、母のパーティが敵のモンスターを青黒い爪のエフェクトで切り刻んでいた。

私「あれ?なに、その攻撃?」
母「地獄爪殺法とかいう技。相手が毒に冒されるから強いのよ」

その後、私もゲームを進め、地獄爪殺法が「常人には使えない冥の術法」だとわかってきた。

入手するためにはコムルーン火山を噴火させて島民を滅ぼすのが条件らしいと知った時の私の気持ちが貴方に分かりますか?(笑)1度クリアした人が2週目で「試す」ならわかりますが、(以下略)。

●番外編 魂の双子によるロマサガ2
主人公はアバロン帝国の皇帝であり、代替わりをしながら強くなっていくのだが、「皇帝は代々格闘家!」という奇妙なシバリをつけてプレイしていた彼のパーティは魔法攻撃に異様に打たれ弱かった。

・・・1ヶ月後、殴り書きで「クソゲー」という紙を張ったロマサガ2を渡された。(なお、ロマサガ2は決してクソゲーではありません。彼のやり方に問題があっただけですねw)

コンピューターのRPGから離れて久しいですが、ちょっと懐かしく思い出す機会があったので書かせてもらいました。


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ハナー
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。