人を感動させる構造

人一倍感動しにくい自分が、不覚にも(?)「すみっこぐらし」の映画1作目で感動させられたことを通じて自分なりに考えてみた。

「命がけ」=主に男性が好む? 命をはってでも成し遂げたい何かがある、守りたいものがあるあたり。人間にとって最も大切なもの候補の1つである「命」がかかるのだから重くなるのは当然か。

「恋愛」=主に女性が好む? 好きなのに伝えられない、素直になれない、何らかの理由で成就しない、成就するまでに障害が多い。恋愛の先には「命」があるわけでつながりはある。

共通項は「もうあえなくなる」「健気さ」ということか。別に「生き死に」や「恋愛」が悪いわけでもないが、昨今のドラマや映画ではいささか多用しすぎな傾向はあると思う。

個人的にはそれらを用いずに「感動させる工夫」は評価しやすいかな。プレゼンテーションなどで聴衆の意表を突く気づかいや気配り、技術などがそうなるだろうか?

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。