攻撃的挨拶のススメ 自分を嫌う相手にこそ愛想よくする理由
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(まいどなニュース - 11月01日 19:40)
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日常の挨拶は「威力偵察である!」
常在戦場!というほどバトルバカではないつもりなれど、なにげない日常生活も一歩踏み込むと、即座に「社会戦(マウント合戦等)」が顔を出すものと知れい!(やはり十分バトルバカでした・・・w)
で、なぜ「挨拶=威力偵察」になるのかというと「敵味方を識別し、敵にはダメージを与え、味方の士気を上げる効果がある」からである。
攻撃的挨拶と言っても、別にいきなり相手に殴り掛かるわけではない。一見、にこやかな普通の挨拶だ。ただ、自分を嫌う相手にそれを行うことを我流で「攻撃的挨拶」と名付けた。攻撃的なのはあくまでも「その根底にある思想」に限っての話だ。
私は誰にでもにこやかに挨拶をする。特に「自分を嫌う相手」には念入りに行う。私が聖人君子だからだ!・・・なわけがないw むしろセコく計算づくの俗物小者だと自己分析している。(そして、そんな自分がかなり好き)。
「凡俗(失礼!)な思考」は「相手が無愛想なのにこっちだけ相手に愛想よくする理由はない」「こちらの挨拶を相手に無視されたら腹立たしい」ってなもんだろうか。公平性の観点から言えばそれは正しい。だが、つまらない。
「相手に無視されるにきまってるじゃん、物好きすぎる」
「相手に無視されるのに自分だけにこやかに接するのは癪に障る」
「えっ、悟りを開いた品行方正な委員長かよ」
いずれも異なる。私は物好き・・・は物好きだが、相手に無視されるとほくそ笑んむような「ぞくぞくするほど俗物」だ。それでも表面上に出る言動は「品行方正な委員長」と同じになるのだから「思考」というのはおもしろいものだ。
私が挨拶をする時に求めるものは「味方」と「敵」で異なる。味方に求めているのは「気持ちよい挨拶の返し」であり、相手の調子を推し量るバロメーターにするので、まあ世間一般と同じだ。
「敵」への挨拶で求めるのは敵の反応ではなくて、「周囲の第三者から敵に集まる目線」だ。これがつまり「社会戦」ということだ。不愛想にする「敵」に対する第三者の印象の悪化こそが狙いである。
なので敵が無愛想にしたらしたで私は夜神月のように「計算通り」とほくそ笑む。「社会戦もわかってないバカな奴だ。まあせいぜい嵌っていくがいい」
こちらはにこやかな挨拶をしてるだけだから、第三者の印象が悪くなることほぼない。一方で敵については第三者の印象が良くなることはまずない。そしておそらく「無視されても無関係に、にこやかにする私」を見て、予想外の言動に相手は戸惑い、まあまあの確率で勝手にダメージを受ける。「お前が何しようが俺にはノーダメージだぜ?」というアピールになってるわけだ。笑いが止まらない話ではないか。
「敵」は自分が評価されたい相手ではないので、敵がこちらをどう思おうがどうにもならないし、「どうにもならないこと」=「どうでもいいこと」なのだ。(敵がどう思うかは敵の領域のことだ。一方で私がどう挨拶するかは私の領域にあることだ)
貴方が第三者の立場だとして、他の条件が同一ならば「いつもにこやかに挨拶する人間」と「いつも不機嫌そうで不愛想な人間」のどちらに味方したいと思うだろうか? だから誰にでも分け隔てなく「明るく」「大きめの声で」「微笑みながら」挨拶をするとよい。その積み重ねがあなたを助ける日があるかもしれないのだから。私はそうしてきたし、今後もそうするつもりだ。
「なんとなく味方になってくれる人間」が多いといざバトルになった時に既にして優位からはじまる。逆に無愛想な「敵」は何となく孤立している状況から始まる。
「こちらが相手にどう接するかはこちらの領域だからこちらの勝手だ。」「相手がこちらを嫌うのは相手の領域だから相手の勝手だ。」というのが根底にある。
相手が嫌うことに影響を受けてこちらまで嫌うというのはなんというか当たり前すぎるし相手と同レベルだ。なによりも相手の影響を認めるようで癪に障るではないか。「無愛想にするお前の影響などまるで受けてないぜ」のほうがよほど相手の意表をついて、「刺さる」のではないか。
「あのやろう、これだけこっちが嫌ってるのににこやかに挨拶してきやがって。」「なんとも思ってないのか」とバカにされたように相手が感じると私は想定している。しかもこちらがやってるのは世間的にはマナーが良いとされる「にこやかな挨拶」なので推奨されこそすれ、何のお咎めも受ける心配はない。相手が勝手にムカついてダメージを受けるだけだ(笑)。
先日論じた「ナルシストバリア」にも近づくが「嫌いな相手にも感情制御してあいさつできちゃう俺って大人でかっこいい!」と自己陶酔しておくのもよいだろう。