兄弟ネタ3つ
私と妹の上には堅実な長兄がいる。
その兄との間で3つほど逸話がある。
エピソード1「人間コマ回し!」
私が4歳、兄が6歳のころ、私が共有の子ども部屋を
散らかしていた。
父が兄を呼びつけ、兄のガードをこじ上げてぶん殴り、
兄がコマのように回るのを見た日以来、
実際に父にぶん殴られないからこそ
恐怖の妄想が成長していった。
これを計算していたのなら父はすごいと思う。
「兄がいなくなったら次は自分の番だ!」という
恐怖から(笑)幼心に兄をたてることを心がけるようになった。
今思えば幼児虐待スレスレだが、単なる虐待と違ったのは
私や兄には父が怒る理由が正当なものであり
明確だと伝わっていることだろうか。
エピソード2「恋に恋する乙女」
昔も今も弟思いの頼れる兄ではあるが、困った性癖もあった。
「必殺、命令投げっぱなし!」というものである。
兄10歳、私は8歳くらい。
兄「腹へったな、ラーメン作ってくれ!」
私「うん、わかったよ。」
素直にラーメンを2人前つくり
持っていくと兄が寝ている。
私「兄ちゃん、ラーメン作ったよ。食べないとのびちゃうよ!」
兄「うるせー、俺は眠いんだ!」
超理不尽に蹴飛ばされる私!そして仕方なく(?)
2人前のラーメンを食べる私(笑)!
私が肥満せずに済んでいるのは代謝が
常人の三割増という体質によるものだろう。
そうでなかったらどうなってたことやら。
兄と酒を酌み交わしながら当時の話をすると
兄は笑いながらこう言った。
兄「あの頃は命令をする事自体が気持ちよかったんだな。」
・・・そんな「恋に恋する乙女」みたいな理由で
命令して、放置して、蹴っ飛ばしてたんかい!
と苦笑ツッコミをするしかない私でした。
エピソード3「ゲリラ戦またも失敗」
さらに子供時代の兄とのケンカで私らしいエピソード
兄10歳私7歳、まともにケンカしても
勝てない私が思いついたのは几帳面な兄の学習机への襲撃。
兄が居ない間に本棚の本を全て床に落とし、折り曲げる。
破るのは取り返しがつかないのでチキンな私は自主規制。
そして30分後・・・、私「ごめんなさい、ごめんなさい!」
顔を涙でグシャグシャにしながら兄の本を
丁寧に直す私の姿が在った。
教訓:もっと別の戦い方を考えましょう。
以上、兄者エピソード3連発でした。
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