領域分類法で考える性自認
■性的少数者とカミングアウト フィギュアで五輪経験の高橋成美さん
(朝日新聞デジタル - 10月16日 21:06)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7150640
旬なテーマの「性自認」について私の「継続ストレスがゼロになる領域分類法」ではどう考えるか?
身体的には男性なのに精神的には女性だと私が感じたとしたらどのように対処するかを考えてみた。
課題になりそうなのは「どこまで目指すか?」ということ。自分が思う性別にどこまで近づこうとするか(化学療法なのか外科的手術なのか)? カミングアウトするかしないか?するとしたらどの範囲までか? 社会的地位や扱いをどこまで求めるのか? 目指す地点によって自ずと言動の正解は決まってくるように思われる。
「今の身体的性別を受け入れる」
「ホルモン投与など化学療法まで行う」
「外科的手術を受けてでもより近づこうとする」
「これが唯一の正解」というものはなく、どれを選ぶかの問題になるのだろう。領域で言えば「『自分』の意志の領域」と「医学レベルという『環境』の領域」にかかわるものだ。
カミングアウトするかしないかはある種分かりやすい。「現状のメリットと困難を受容するか、カミングアウト後のメリットと困難を受容するか」だ。
カミングアウトしなければ表面上は波風が立たず、奇異の目で見られにくいだろうが、内面の葛藤とは向き合い続けることになる。カミングアウトすればその反対で残念ながら、波風が立ち奇異の目でみられるかもしれないが自分自身らしく居られる・・・のだろう。
難しさがあるのは「一度カミングアウトすると基本的には元の状態には戻せない不可逆性がある」ということだろうか。
自分の周囲、親兄弟、友人などのLGBTQへの理解度などを推し量りつつ「どちらがベターか」を熟慮する必要があるだろう。
結構大事なのは「一度決めたら後悔しない」と決めることだ。私個人の身に置き換えてみると私は「自分らしくあること」は最重要視する項目なので多分あっけらかんとカミングアウトして自分と仲良くできる人と仲良くすることで、そして自分を嫌う人とは距離をとることで相互WIN-WINを目指すかなぁ。
CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。