中国短編文学賞大賞をいただきました
はじめまして。
メディア部のコザクラです。
本業では携帯サイトの管理や中国新聞デジタルの記事アップが主で、文章を書くことはないのですが。
このたび「中国短編文学賞」の大賞をいただきました!
中断の時期がありつつも、小説を書き始めてから20年ほど。
プロの作家さんに習ったりしつつ、続けてきたかいがありました。
やめなくてよかった…。
受賞したのは「カラスの埋葬」という作品。
(中国新聞デジタルでも読めますので、短いのでよろしければ…)
最終選考されたのは、高樹のぶ子さんです。
賞の贈呈式の時に、高樹さんにお会いして、座談会でお話をしました。
高樹さんの第一印象は、僭越ながら「チャーミング!」でした。
ご本人に魅力があるからこそ、第一線で活躍されているのかも。
長く教えていただいた中島梓先生にも、それは感じました。
(ちなみに中島先生は「かわいい!」方でした)
そんなすごい作家さんに、自分の作品をこんなに深く読み込んでいただけた、というのに感動します。
むしろ、そ、そこまで考え抜いて書いただろうか…。
高樹さんに作品について「計算されている」と言っていただいたけれど、
意識的に書いていたかというと、そういうわけではありません。
書いているさなかは、五里霧中というか、手探りで進んでいきます。
物語の欠片をつかんでは、これじゃない、を繰り返す感じ。
そうして取り出された物語の欠片の意味が、
高樹さんとお話をしていると明らかになっていきます。
第一線で長年書かれている作家さんの凄味を、間近で感じました。
などと冷静に振り返りつつ、実際の贈呈式も座談会も緊張しまくりでした。
なにせ慣れないスピーチをせねばならず、座談会では動画が入っていましたから。
後で見返すと、なんだか不審な動きのコザクラ…。
緊張しまくった座談会の模様は、YouTubeで配信しています。
高樹さんが創作についてためになるお話をしてくださっていますので、それだけ見ていただければ!
それから新聞に掲載されたおかげで、いろいろ声かけをしていただきました。ありがとうございます。
20年前に一緒に働いていた方からまでお祝いのお便りをいただき、驚きました。
新聞の影響力に慄きつつ、嬉しいのも確かです。
しばらく宙をふわふわ浮いている感じでしたが、そろそろ地に足着けて次に向けてがんばります!
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