小粋な大人になるためのファッションレッスンvol.22
編集部のお蝶さんです!
春ですね!黒やブラウンなどの重めのカラーを脱ぎ捨て、軽い着こなしで街を歩きたい!と思いつつ、黒々したファッションからなかなか抜け出せない…。そんな私に、オンワード樫山の田中義基さんが、明るめの色やソフトで軽い素材を活用した春のトレンドコーデを教えてくれました。(取り扱いのブランドは「23区」)
コーディネートAの要になるのが、シンプルなデザインながら大きめの襟がクラシカルな印象のトレンチコート。アセテートと綿の交織素材なのでソフトな風合い。羽織るだけで、あか抜けた印象になります。
トップスには、ミックスカラーのセーター(B)を合わせてみてはいかが。コットンとリネンをブレンドした素材を使い、手編みのセーターのような懐かしさを感じさせるざっくりとした味わいが魅力です。この感じ、私のおばあちゃんが残り物の毛糸で編んでくれたセーターに激似!懐かしい雰囲気が漂います。
ボトムスには、白のマリンパンツ(C)でさっそうと。ワイドストレートのシルエットを生かして、ゆったりと着こなしましょう。
トップスはミックスカラーのセーターを代えて、イエローのⅤネックセーター(D)やシャツにベスト、ボトムスにはスキニーデニムなどを合わせてもすてきです。足元は白いレザーのスリッポンなどで軽やかさをプラスしましょう。スニーカーほどカジュアルになり過ぎず、コーディネート全体をきれいめな雰囲気にしてくれます。
今の若い人たちは、80~90年代のカルチャーを新鮮に感じるみたいですね。お蝶さんが高校生のときのアイドル中森明菜さんの楽曲などが注目されています。先日も、エレファントカシマシの宮本浩次さんがカバーしていた「まちぶせ」(80年代に石川ひとみさんが歌ってヒットしましたね!作詞・作曲はユーミンでした)を聴いて、「若い人たちにもウケる!」と思いました。
「ちょっと懐かしい」ニュアンスが含まれたファッションも、工夫次第で今っぽくなります。この春、そんなアイテムも取り入れてみませんか。
(編集部・お蝶さん)