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【スニーカー】ネイバーフッドに身を包んだ男のNIKEスニーカー問題

 気狂いスニーカーヘッズというわけではないが、スニーカーは好きな方である。
 この前も今年の夏用に買ったTシャツに合わせるためにNIKEのスニーカーを購入したところだ。しかしここで一つの大きな問題が生じる。
 私は私服のほとんどが「ネイバーフッド」「ワコマリア 」で構成されている。
 所謂「裏原系」全盛期に発足したブランド達
(※ワコマリア は厳密には裏原系ではないとは思うが)。

モーターサイクルやその周辺にあるカウンターカルチャーをバックグラウンドに、デザイナーである滝沢伸介が1994年に設立。 普遍的な要素と、その時代の要素を、ブランド独自の解釈で再構築し提案するライフスタイルブランド。


「女、音楽、酒、ハットを愛するルーディーな大人」をコンセプトに、デザイナーの森敦彦氏とディレクターの石塚啓次氏によって日本で立ちあげられたブランド


 私は今年32歳なので、これらのブランドが隆盛を極めた時代からは少しズレるのだが、テレビや映画で芸能人が着用するこれらのブランドを眺めては憧れの念を抱いて学生の頃からせっせと集めた結果、原宿から時代も距離も大きく離れた遠く関西の辺境の土地にて、時代錯誤甚だしい裏原系ファッションに身を包んだ私が誕生したのである。

 たとえばワコマリアをファッションの主軸に据えた場合、NIKEのスニーカーを履くことは全体のバランスから見てもOKな気がする。
 なぜならワコマリアはつい最近もNIKEとのコラボ商品を出しているし、コンバースやバンズとのコラボがあるものの、特定のスニーカーブランドと紐着くイメージが薄いからである。

ワコマリア × ナイキ SB ブレーザー ロー ブラック/ホワイト-ガム


 ところがネイバーフッドをファッションの主軸に据えた場合、どうしてもNIKEのスニーカーを合わせるのはNGな気がするのだ。
 なぜならやはりネイバーと言えばアディダスとのコラボ商品のイメージが強く、おそらくだが10年くらい前に出たステューシー×ナイキ×ネイバーフッドのコラボ商品以降、ナイキとはコラボ商品を出していないと思うのだ(※間違えてたらごめんタキシン)。

END ADIDAS NEIGHBORHOOD SAMBA BLACK & LEOPARD


 たとえば1年くらい前にネイバーフッドはトラヴィス・スコットのレーベル「カクタスジャック」とのコラボ商品を発売した。
 私も清水の舞台から飛び降りるつもりで、この時に発売されたコラボtシャツを購入したが、このTシャツとトラヴィス・スコット×エアジョーダンを合わすのはOKだと思う。

この夏もイキってこのシャツ着ます。イキって着ます。


違和感なく合わせられるとは思うものの、そもそもこれ買えるほどの余裕はない悲しみ


 なぜならばそれはあくまでトラヴィス・スコット先行のコーディネートでありブランドの背景は無視したものであるからだ。

 ところが、これがネイバーフッドとナイキという両ブランドで考えると途端に合わせにくくなる。「そんなもん気にせんと好きなように合わせんかい」と言えばそれまでだが、どうしてもそうはしたくない自分が邪魔をする。
 かと言って昨今のスニーカーブームを見るにつけ、どうもアディダスのスニーカーを買おうとは思えない。やはりナイキが王道でありかっこよく見えてしまう。
 アディダスにコストをかけるならナイキのええスニーカーを買いたいと思ってしまう。

 とどのつまり、打開策は一つしかない。お願いタキシン、そろそろNIKEとのコラボ商品発売しておくれ。
 最近、ワコマリアは「凶気の桜」とのコラボアイテム発売もしてたし、窪塚洋介×ネイバーフッド×NIKEとか出してよ。
 

預金額30万くらいしかないけど全部ぶっこむからさあ、お願い。


ネイバーフッドのデザイナー兼代表取締役の滝沢伸介氏。通称タキシン。








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