長岡市下柳でエールホームクリニックを開院し、早くも3年が過ぎました。
内科・皮膚科・小児科がチームで日々の診療に携わらせていただき、おかげさまでクリニック業務も軌道に乗っていること、本当に感謝の念でいっぱいです。
昨年の10月には、長岡駅近くにエールホームクリニック長岡も無事に開院し、新しいチャレンジが続いています。
スタッフも増えて、今年はまた時代が変わっていくなという予感がしています。
一方、新年早々に能登半島での地震があり、被災された方に思いを馳せながら毎日ニュースを見ています。
ちょうど20年前の2004年、私は新潟県の南魚沼で中越地震に被災しました。
当時は町立病院で地域医療に従事しており、長岡市内の基幹病院に転院が必要な患者さまを、地震の被害を受けた高速道路を通って3時間余りかけて救急搬送したこと、自分の家族をどのように避難させたらよいかわからず、繰り返す余震に眠れない日々を過ごしたことなどが思い出されました。
この20年で世の中は大きく変わっています。
そして時代が変わっていくからこそ、これまで通りのやり方ではうまくいかないのではないかとも思っています。
これからの20年のスタートとなる今年、自分にとっても今までとは違った、新しいチャレンジが必要な節目を迎えていると感じています。
長岡エリアの地域医療を担うものとして、ますます精進してまいります。
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