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ボールスクリーン・モーションの全て 【単体記事】

こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch(X / 旧Twitter) です。(togetter / YouTube / ブログ
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普段、定期購読マガジン「現代バスケ戦術研究ノート」にて定期的に記事を執筆させていただいており、2024/10現在では、その全回が定期購読のみで閲覧いただける状態です。

しかしながら、一部から収録内記事の単体購入の希望もあり、今後、定期マガジン記事の一部をピックアップして、単体記事として再作成ないしリライトする方針としました。

今回は、「ボールスクリーン・モーションの全て」シリーズ(その①その②その③その④)を、総合して1記事にまとめる形で再筆させていただこうと思います。

是非一読いただけましたら幸いです。


ボールスクリーン・モーション(ユーロ・ボールスクリーン・モーションなどとも呼ばれる)については、既に数多くの人々が取り上げています:

【初級編】俺が思う最高のモーションオフェンスを解説します【バスケ】 (be a baller)

また、過去にもこのオフェンスについて拙ブログにて部分的に取り上げたこともあります:

ヨーロッパで、NCAAで、もちろんNBAで、また日本でも、大なり小なりこのBall Screen Motion (以下、BSMと独自略称します)のコンセプトを用いたモーションオフェンスが展開されるようになっています。

当記事では、このBSMに関して、①基本編②ContinuityとTips③発展編と段階を踏んで解説し、また④BSMの難点についてもあわせて整理します。


①基本編

 -1 キーアクションとそのバリエーション

  Key Action: Backdoor & Replace DHO (BRD)

BSMでkeyになってくるのがこのアクションで、私は便宜的にBackdoor & Replace DHO、略してBRDと独自呼称しています。

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