【ESTPのゾーン突入法】〜大脳新皮質から見る16タイプ〜
脳科学的なESTPの特性を活かして、ゾーン(超集中状態)に入れば人生が激変する。
行動的で、即興的なESTPさん。具体的な経験に基づく実践的な思考が特徴で、現場での即時的な問題解決において優れた能力を発揮します。脳科学的に見ると、右脳の直感的思考が高く発達しており、即興性と実践的な思考を活性化させます。
では、まず、"ゾーン"とは何かについて、脳科学的に解説します。
第1章 ゾーンとは?脳科学的に何が起きているのか?
ゾーンとは、"超集中状態"のことを指します。
この状態になると、以下の特徴が見られます。
✔︎ 高い集中力により、深く考えることなく自動的にタスクが進行する
✔︎ 短時間で、精密で多くの思考・アウトプット・意思決定ができる
✔︎ 時間の感覚が変わり、作業中は長く、終わってみれば一瞬に感じる
✔︎ 外部の音や刺激が入っても、それを無視して同じことを続けられる
✔︎ ゾーン中の記憶がないほど、無意識に動ける
このゾーン状態に入るためには、次の3つの要素が必要とされています。
適度なストレス環境
集中しようとする緊張・興奮状態
体がリラックスしていること
これらは一見矛盾しているように思えますが、"緊張とリラクゼーションのバランス"が整っているときに、人はゾーンに入ることができます。
例えば、締め切りまであと2時間というストレス環境下で、ミスなく書類を作成しようという緊張状態にあるとき、しかしミスを避けるために冷静で、オフィスが静かでリラックスできる状態にあると、ゾーンに入ることが可能です。
完全にゾーンに入ることができなくても、近い状態にあると、適度なリラックス状態や集中状態に入ることができ、高いパフォーマンスを発揮することが可能です。
では、脳では何が起きているのでしょうか?
研究によると、ゾーン状態ではバランスの取れた"中覚醒状態"にあると言われています。つまり、脳がリラックスし過ぎず、緊張し過ぎず、最適な状態で活動しているのです。
次の章では、ESTPさんがどのようにゾーンに入るか、その具体的な方法についてお伝えします。
わたしたちの多くの脳は、普段は「ベータ波」でさまざまな刺激にすぐ反応する様に動きます。
しかし何かに飽きてきたり、ご飯を食べた後などは、脳の周波数が落ちてきて、打とうとした「アルファ波」さらに「シータ波」へと落ちてきます。
ゾーンの状態は、この時のベータとアルファーの間にある、「ローベータ波」と言われる”中覚醒状態”にあたるのです。
だから程よく体の力が抜けて柔軟になり、また眠る時の感覚にも近くなるので、時間感覚がいつもと変わり、記憶も残りづらくなると考えられています。
さらに、ゾーン状態を大脳の働きで言うと、「楔前部」と言われる意識を司る領域が自動的に動いている様です。
普段は「どういうふうにやろう?」「こんなことしても大丈夫かな?」など、何かに注意したり、考えたりしてしまうと思います。
ゾーンに入っている時は、この楔全部が注意や思想から解放されて、無意識により自由に働いているようです。
つまり、自分が苦手な脳活動パターンであれこれ懸念するまでもなく「こうしよう」とシンプルに、自動的に思考・行動できる状態がゾーンであると考えて良さそうです。
第2章 なぜタイプによりゾーンへの入り方が違う?
では、どうして16タイプごとにゾーンへの入り方や、高いパフォーマンスの発揮の仕方が違うのでしょう?
その答えは、タイプにより平常時の脳活動パターンも、脳が活性化するシチュエーションも大きく違うから です。
タイプにより、脳の活性化パターンが違うことは、以前noteでもお伝えいたしました。
↑コチラのnoteでは、
✔︎ タイプごとにどの脳領域ごとにどこが優位になっているのか、
✔︎ 長期的に脳力を成長していくためにはどうしたらよいのか?
について、特に焦点を当てて解説させていただきました。
タイプによりそもそも優位に働く脳領域がいくつかあり、さらにレベルの高い話として、「通常にそれらの領域がどの様に連携しているか?」もタイプにより異なるのです。
だからこそ、ゾーンへの持っていき方、具体的なパフォーマンスの発揮の仕方がタイプによって全く変わってきます。
今回は少し変わり、短期的・瞬発的な視点で捉えたときに、
✔︎ 平常時はどの様な脳状態を示すのか
✔︎ どの様なシチュエーションで脳が爆発的に活性化するのか?
について、詳しく解説させていただきます。
今回のnoteは、早速今日から実践していただける、超実践的な内容です。
すぐに実生活に活用できる情報を詰め込んでおりますので、ぜひ最後までご覧ください。
さて、ここからが本題です。
ESTPさんに特化した内容として、
第①章<ESTPさん本来の「強み・弱みをまとめた基本情報」>と、
第②章<あなたのタイプごとの「脳科学的なゾーン(超集中状態)への入り方」>
を具体的にお伝えしていきます!
意図的にゾーンに入るための術を習得することで、自分の人生に没頭(集中)する時間を増やすことができ、ESTPさん本来のありのままの姿で、より濃密かつ豊かな人生を歩んでいくことが可能となるのです。
また、ESTPだけでなく、16タイプ全ての脳科学的なゾーン突入法を一気にチェックした方は下記のnoteからご覧ください。
今回のような、各タイプ個別のゾーン突入法だけでなく、「16タイプそれぞれの脳の活性状況」をもとにDr.いざよいが独自に分類し、体系的に整理した"5パターンの脳科学的なゾーン発生状況"と、16タイプごとの相関についても詳しく解説しています。
ちなみに、こちらの内容に加えて
を盛り込んだ”完全マニュアル”もおトクに公開していますので、ご興味があればぜひコチラをご覧ください。
では、早速参りましょう!
第3章 <基本情報>
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