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「人口100万人」ということにどのような意味があるのか。
進学、就職、転勤、結婚などの理由による若者の住居移動を政策的にコントロールすることは簡単ではない。また、そのような目標が社会的に意味あることかどうかもはっきりしない。
市長選で「人口100万人都市の復活」を公約に掲げた同氏は、「(市外への)人口流出を止めることが第一。特に若者の流出をとめる施策に最初に取り組む」と強調。その後に「自然増を含めた総人口の増加に転じていく」と述べた。人口を100万人に回復させる時期の目標は、明らかにしなかった。
「人口100万人」ということにどのような意味があるのか。「若者の流出をとめる」というが、どんな方法を想定しているのか。進学、就職、転勤、結婚などの理由による若者の住居移動を政策的にコントロールすることは簡単ではない。また、そのような目標が社会的に意味あることかどうかもはっきりしない。北九州市に隣接する市町村からの若者の「流出」(北九州市への)については気にならないのだろうか。
「人口を100万人に回復させる時期の目標」を明らかにしなかったということは、あまり本気ではないということか。「空飛ぶクルマ」(未来構想図に描かれている)なども同様なのだろうか。
公約であげた「稼げる街」というもう一つの目標についての説明はなかったのだろうか。
未来構想図(第一弾)というのが公表されているのだが、第二弾は第一弾をさらに展開するものなのだろうか。(第二弾は出てこないという予感がする。)