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2泊3日徳島満喫してきた

友達と徳島旅行をしてきました。
初めての徳島。
板東俘虜収容所の資料館に行くことだけは決めていたのですが、他はノープランで、とにかくゆったりリフレッシュできたらいいな〜という感じで行ってきました!
記憶が薄まらないうちに書き残しておこうと思います✍️




鳴門市ドイツ館
第一次世界大戦時に日本軍の捕虜となったドイツ兵を収容していた「板東俘虜収容所」。
鳴門市ドイツ館は、その収容所で過ごしたドイツ兵の当時の生活を紹介する資料館です。
収容所というと私は真っ先にアウシュヴィッツをイメージしましたが、アウシュヴィッツとは全く違う好待遇でした。所長の松江豊寿の「敵を敬え」という精神により、ドイツ兵たちには人道的な待遇がなされていたようです。
収容所内ではコンサートや雑誌の発行など文化的な活動が行われたり、スポーツ、演劇、地元の人々との交流があったりと、ドイツ兵に対してとても理解ある収容所であったことが分かりました。
ベートーヴェンの第九が日本で初めて演奏された場所でもありました。歌は男声のみ、足りない楽器は工夫しながらの初演、気になります。
個人的にはドイツ兵たちが描いた絵がゆるくて可愛くて癒されました。

ドイツ兵が描いたサッカーとお花の絵



ドイツ橋

ドイツ人捕虜たちが設計、建設した橋が今も残されていました。
池の水の色がきれいなブルー。
橋の上を歩くこともできました。

願いが叶うらしい




大麻比古神社

おおあさひこ と読むみたいです。
大変立派なクスノキが圧巻でした。

偉大



ドイツ村公園

ドイツ兵収容所の跡地が公園になっていました。
静かで穏やかな公園の一角には、収容所内で病気などで亡くなったドイツ兵の慰霊碑がありました。
兵舎の跡を見て、思いを馳せました。



藍の館

藍染めに関する資料館。
徳島では昔から藍染め作りが盛んだったようです。
藍染めの工程や歴史を知れたり、江戸時代から残る大藍商の立派なお屋敷を見学できました。

迷子になりそうなお屋敷でした



渦の道

渦潮が見たくて、大鳴門橋遊歩道「渦の道」へ行きました。
海の真上の遊歩道。金網張りなので風が凄まじくて、強風と寒さの中きゃーきゃー言いながら歩きました。
ところどころ足元がガラス窓になっていて、窓から潮の流れを見ることができました。
期待していた渦潮は見れなかったのですが、ガイドの方が分かりやすく説明してくださったり、海の迫力を感じられて、楽しすぎる時間を過ごしました。

海の上を歩く



淡路人形座

淡路島で人形浄瑠璃の公演を観てきました。
初めての人形浄瑠璃。難易度高そうと勝手に思っていたのですが、知識ゼロの私でも心から楽しめました。
バックステージツアーまでしていただけて、実際に使っているものに触れたりお話を聞きながら伝統芸能をかなり身近に感じることができました。貴重な体験。

演者さんの履き物の高さに衝撃



淡路人形浄瑠璃資料館
人形座での公演を観たあとに行きました。
貴重な資料が無料で開放されていました。
昔は淡路島に40近くの人形座があったそうですが今は淡路人形座のみ。文化を継承していくことの重要性を感じました。



伊弉諾神宮
いざなぎ神宮。日本列島の生みの親とされるイザナギノミコト、イザナミノミコトを祀る日本最古の神社だそうです。
広くて立派な神社で、澄み切った空気をいっぱい吸ってきました。

国生みの島、淡路



日和佐浦

朝早く起きて、友達が海沿いをドライブしてくれました。
海と山、岩や小島、朝の光、日本の景色を味わって心がいっぱいになりました。初めて来た場所だけど、懐かしさを感じました。

自然を味わう



徳島県立文学書道館

「源氏物語と日本古典文学ー石川九楊展」という展示をやっていて、気になって行ってきました。
書を見て穏やかな気持ちになるかと思っていたのですが、予想外に大きなエネルギーに満ちていて、全身全霊とはこのことかと思いました。

圧倒





なかなか渋めの旅だったと思いますが、その土地の歴史をその場所で見て学んで体感できるって最高!と思います。
旅行中はずっと友達が運転してくれました。本当に感謝。2泊3日、なんにも気を使わず気ままに話せる友達がいるって幸せです。ありがとう〜〜
ノープランでのんびり過ごす気で行ったのに、結局忙しく動き回ることになったくらい、徳島と淡路島は楽しめる場所がたくさんでした。ご飯も美味しかった!
日本っていいなと思えた旅でした。




:)

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