再会はいつ
今日はしじみの命日。
しじみは私が3番目にお迎えしたヨークシャーテリアの女の子です。
しじみが永遠のおでかけをして15年が経ちました。
久しぶりにしじみのことを語りたくなったのでここに記しておきます。
しじみは知人が飼育放棄したために我が家でお迎えすることになりました。
当時の我が家は3ヶ月の頃にお迎えしたジョシュとファブリシオがようやく落ち着いた頃でした。
最初は元飼い主の状況が落ち着くまで預かるということだったのですが、いつまで経っても迎えに来る様子はなく、しじみも我が家にだいぶ慣れ親しんでいたので、飼い主に了承を得て正式に迎える運びとなりました。
しじみは3わんズ目にお迎えした子ですが、年齢はジョシュとファブリシオより一つお姉さん。
でも、ジョシュとファブリシオより出すぎることはなく、環境にも柔軟に対応出来る子。
そして完璧な容姿でわんズにも人間にもとても好かれる子でした。
しじみから半年後位に4わんズ目となるハントをお迎えしたのですが、初めは私の愛情を独り占めしたくてジョシュにことある事に突っかかっていたのです。
体の大きいハントに攻撃されジョシュはすっかり萎縮してしまっていたのですが、そんな2わんズの間を行ったり来たりして仲をとりもってくれたのがしじみ。
みんなから可愛い可愛いと言われるしじみに嫉妬して怒りをぶちまけるファブリシオを優しく包み込んで宥めてくれていたのもしじみ。
そんなアイドルのようなしじみでしたが、意外な反面もあって。
食欲旺盛な子で、我が家で一番小さな体なのにも関わらず食に関してはとても貪欲でしたし、わんズに攻撃したりすることは一切なかったけれど、自分よりふた周りも大きいぬいぐるみをブンブン振り回してあそんだり。
面白いくらいにお転婆さんでした。
ろくでもない元飼い主にろくでもない理由で飼育放棄されたしじみですが、容姿だけではなく本当に性格の良い子でした。
でも、そんなしじみとの暮らしは長くは続きませんでした。
もう少しで3歳になるという頃、なんだか様子がおかしいと感じ病院に連れていくも原因不明のまま突然死。
最後は私の腕の中で静かに息を引き取りました。
可愛いしじみと過ごせた期間は2年。
まさかこんなに早くお別れが来ると思ってもみなかったので、悲しいとか寂しいとかの感情よりも先に呆然としてしまって。
幸せにすると誓ったのにこんなに早く犬生を終わらせてしまった自分を責めたりもしましたが、ふと我に返ると残された3わんズの様子がおかしいのです。
しじみが亡くなってから3わんズが全くご飯を食べなくなって。
暑さで体力消耗するのにご飯を食べてくれないのが恐ろしくて不安で。
なんとかご飯を食べさせようも色々工夫してやっとのことで3わんズの食欲が戻ったのですが、そんな状況だったので私はペットロスになる暇もありませんでした。
初めてお見送りをしたしじみとの別れをゆっくり悲しめなかったのですが、3わんズのおかげでペットロスにならなかったことは有り難くも感じたり。
15年経った今でもしじみの可愛らしいお顔ははっきり脳裏に浮かびます。
そしてやっぱり若くして亡くならせてしまったこと、未だに後悔がぬぐえない。
しじみ、もうそろそろこちらにまた戻ってきていい頃だと思うんだよ。
もしどこかで生まれ変わってるなら早くお母さんの元に来てくれないかな🤲´-
お母さん待ってるよ。
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