依存先
依存先を増やすって独身の頃は思いつかなかったかもしれない。
子供持って頼らざるを得なくなって、それでもまだ頼り方わからなくて、
自分の2度目の知能検査で“おあああっっ!そういうことくああ!”て我慢の限度(体感)に腑落ちしてから子供中心に頼り方を知っていった感じ。
依存先を増やすって、
“多角的に自分を見れるように”とか、“自分だけで抱え込まない”とか、“べき思考にならない”ためのものだと思ってる。
①子供を中心に考える【子供にとっての依存先を増やす】なら、
⭐︎家庭内で言えば、
両親の意見が同じ事もあれば違う所もあるという事を日頃から見せておく。
パパと喧嘩した時はママに言えるように/ママと喧嘩した時にはパパに言いやすくなるような土壌を、夫婦で連携して作っておく。
自分自身でもしっかり凹んだり考えたり出来るように“放置”もするけど、同時に“見守って”、“放置しっぱなし”にはしないとか、
そういう“子供に対する親のあり方”を“その時その時で”逐一確認し合ったり、見直してみたりする。
パパはパパで出来る/出来ないがあって、ママはママで出来る/出来ないがあって、そこで意地を張って夫婦喧嘩してもうた事情も話してみたり。
⭐︎家庭の外で言えば、
皆と一緒に過ごせなくても、避難できる居場所(支援員のそば・保健室・空き教室・カームダウンハウスとか)を用意したり。
学校に行けなくても放デイで過ごせることも選択肢として用意したり。
(放デイも色々ある事を一緒に幾つか見学して知ってもらうけど、合わないからといって初っ端からコロコロ変えたりはしない。)
放課後は、放デイだけでなく児童クラブの選択肢も用意。(様子を見つつ、適切な時期を見極めて用意)
支援級の仲間・通常級の仲間・先生・支援員・SC・保健の先生放デイ友達・放デイスタッフ・児童クラブ友達・児童クラブスタッフ・同じ地区の友達(しょっちゅう遊ばなくても本人が興味持った行事には参加してみたり)・じじばば・療育や病院の先生。
色んな人との接点を用意し、用意するだけじゃなくて頼り方サポート。
②親中心に考える【親にとっての依存先を増やす】なら、
夫・役所・放デイスタッフ・ケアマネージャー・ご近所さん・ママ友パパ友・職場ママ友パパ友・保育士さん達・担任の先生・通級の先生・支援員・SC・保健の先生・児童クラブスタッフ・じじばば・精神科心理士・療育心理士・療育医師・療育相談員・ファミリーサポートシステム。
何か気になる事があったら同じ話を何人かに話して意見を訊いてみる(ケースに応じて人を選ぶ)。