AIでエッセイや散文詩を書こう:二刀流プロンプトの魅力
皆さん、こんにちは!
今日は、AIを使って素敵なエッセイや散文詩(Prose poetry)を書く方法をご紹介します。
「散文詩って何?」
「AIで詩なんて書けるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれませんね。でも大丈夫!
この記事を読めば、AIと一緒に素敵な散文詩を作れるようになりますよ。さあ、一緒に新しい創作の世界を探検しましょう!
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12:59 - エッセイ作成の実演
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散文詩(Prose poetry)って何?
みなさん、「散文詩」って聞いたことありますか?名前を聞くと、なんだか難しそうに感じちゃいますよね。でも、実はとってもクリエイティブで面白いものなんです!
簡単に言うと、散文詩は「詩のような散文」や「散文のような詩」みたいなものです。普通の文章(散文)のように見えるけど、中身は詩のようにイメージ豊かで、リズム感があって、ちょっと不思議な感じがする。そんな文章のことを散文詩と呼ぶんです。
この散文詩、実は19世紀のフランスで生まれたんですよ。ボードレールやランボーという、すごく有名な詩人たちが広めました。彼らは「もっと自由に詩を書きたい!」と思って、こんな新しい形の詩を作り出したんです。
散文詩の魅力は、なんといってもその自由さ。普通の詩みたいに、「ここで韻を踏まなきゃ」とか「この形式に当てはめなきゃ」みたいな縛りがないんです。だから、書く人の思いや感情を、もっと自由に表現できるんですよ。
例えば、朝のコーヒーを飲むひととき、散歩中に見つけた小さな花、夕暮れ時の空の色...そんな日常のちょっとした瞬間を、キラキラした言葉で表現するのが散文詩の得意技。読むと、「ああ、わかる!」って思いつつ、何だかちょっと特別な気分になれる。そんな不思議な魅力があるんです。
二刀流プロンプト(二重形式プロンプト)の使用
この「二刀流プロンプト」、基本は、散文形式と箇条書きの組み合わせなのですが、応用として散文と詩、この2つの書き方を組み合わせる方法なんです。簡単に言うと、AIに「散文で書いて」「次に詩で書いて」「じゃあ、それを混ぜて」って順番に指示を出していくんです。
具体的には、こんな感じ:
まずは、AIに普通の文章(散文)を書いてもらいます。例えば、「秋の公園の様子を教えて」って感じ。
次に、同じテーマで詩を書いてもらいます。「秋の公園を短い詩で表現して」みたいな感じ。
最後に、「今の散文と詩を混ぜて、散文詩を作って」ってお願いします。
これって、料理に例えると、違う味の食材を組み合わせて新しい味を作るみたいなものです。散文のわかりやすさと、詩の美しさが一緒になって、素敵な散文詩ができあがるんです。
この方法のいいところは、AIの得意なところを上手に使えること。AIは論理的な文章も、感性的な表現も得意です。その両方の良いとこどりができるんです。
それに、少しずつ指示を出していけるので、「もうちょっとこんな感じにしたいな」って思ったら、途中で指示を変えることもできます。例えば、「もっと寂しい感じを出して」とか「もっと希望を感じる言葉を入れて」とか。
こうやって、AIと一緒に少しずつ作品を作り上げていく。それって、なんだかワクワクしませんか?
散文詩の例(サンプル)
じゃあ、実際にAIを使って作った散文詩を見てみましょう。
これは「秋」をテーマに、二刀流プロンプトで作ったものです。
秋が奏でる空白のシンフォニー
「秋の風が奏でる空白の調べが、諦めの中で物事の本質を明らかにする。」
秋が訪れると、自然は静かにその役目を終え、木々の葉が色づきながら舞い落ちます。これは草木や自然の終わりではありません。秋の風が奏でる空白の調べは、諦めと共に私たちに物事を明らかにする深い洞察をもたらします。思考はゆっくりと整理され、心に広がる空間が、新たな気づきを育むのです。この季節の調べが、私たちを内面の本質へと導き、深い理解へといざないます。
どうですか?なんだか秋の風景が目に浮かぶようで、でも同時に心の中の変化も感じられる。そんな不思議な感じがしませんか?
この散文詩、よく見てみると面白いんです。「空白の調べ」って、音がないのに音がある感じ。「諦めの中で物事の本質を明らかにする」って、ちょっと哲学的。でも、難しく考えすぎなくても大丈夫。秋の風景を見ながら、なんとなく「ああ、そうだよなあ」って思える。そんな作品になっているんです。
「舞い落ちる」「奏でる」「育む」といった言葉を使っているのも、詩らしさを出すポイント。普通の会話では、あまり使わない言葉ですよね。でも、こういう言葉があることで、なんだか特別な雰囲気が出るんです。
散文詩の評価
さて、こうやって作った散文詩。「上手くできたかな?」って思いますよね。実は、散文詩を評価するときのポイントがあるんです。ちょっと見てみましょう:
イメージが湧く?:読んでいて、頭の中に絵が浮かぶかどうか。
言葉選びがいい感じ?:使われている言葉が、ちょっと特別で、耳に心地いいかどうか。
リズム感あるかな?:声に出して読んだとき、いい感じのリズムになるかどうか。
深い意味がある?:表面的な描写の裏に、もっと深い意味が隠れているかどうか。
心に響く?:読んでいて、なんだかグッとくるかどうか。
バランスがいい?:普通の文章っぽさと、詩っぽさのバランスが取れているかどうか。
例えば、さっきの「秋が奏でる空白のシンフォニー」を見てみると:
「空白の調べ」って、音のない音って面白いイメージですよね。
「奏でる」「舞い落ちる」「育む」って、ちょっと特別な言葉を使ってます。
短い文と長い文が交互に出てきて、いい感じのリズムになってます。
秋の風景を描きながら、人の心の動きも表現してて、なかなか深いです。
「諦め」とか「気づき」とか、グッとくる言葉が使われてます。
風景の説明もあるし、詩的な表現もあるし、バランスがいい感じです。
こんな風に見ていくと、「あ、なかなかいい感じかも!」って思えてきませんか?
プロンプトの出し方
さて、ここからが腕の見せどころ。AIに上手に指示を出して、素敵な散文詩を作るコツをお教えしますね。
テーマを決める:まずは、何について書くか決めましょう。「秋の夕暮れ」「都会の雑踏」みたいな感じで。
気分を伝える:「寂しい感じで」「希望に満ちた感じで」とか、どんな雰囲気にしたいか伝えましょう。
たとえ話を使う:「〜を〜に例えて」って言うと、AIがもっと詩的な表現をしてくれます。
五感を使う:「見て、聞いて、嗅いで、触って、味わって」みたいに、五感を使った表現をお願いすると、もっとリアルな描写になります。
構造を指定する:「最初にこんなフレーズを置いて、そこから広げて」みたいに、文章の組み立て方を指示するのも効果的。
言葉遊びを入れる:「同じ音から始まる言葉を使って」とか言うと、もっと詩的な感じになりますよ。
例えば、さっきの秋の散文詩を作るときは、こんな感じで指示を出しました:
「秋をテーマにした散文詩を書いてください。最初に『秋の風が奏でる空白の調べが、諦めの中で物事の本質を明らかにする。』っていうフレーズを置いて、そこから広げてください。落ち葉や木々の変化、それから人の心の変化も織り交ぜて表現してくださいね。」
こんな風に具体的に指示を出すと、AIもより詩的で素敵な表現をしてくれるんです。
まとめ
いかがでしたか?
AIを使って散文詩を書くって、意外と面白いでしょう?二刀流プロンプトを使えば、AIの得意なところを上手に引き出して、素敵な作品が作れるんです。
でも、最後に大切なのは、やっぱり私たち人間の感性。AIはすごく便利なツールだけど、それを使いこなすのは私たち。どんなテーマで、どんな風に表現したいか。それを考えるのは、私たち人間の仕事なんです。
AIと人間が協力して作る散文詩。これって、新しい文学の形かもしれませんね。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。きっと、自分でも思いもよらなかった素敵な作品が生まれるはずです。
さあ、AIと一緒に、新しい文学の世界を冒険しましょう!どんな素晴らしい作品が生まれるか、今からワクワクしますね。みなさんの作品、楽しみにしています!
それでは、また!
PS.散文+箇条書きの二刀流プロンプトもご覧ください🍀
【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、心身に関する研究をしている。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。
現在、文系アナログ思考でもわかるAI企業研修や個人向けのAIスクールを開催。
これまでに書籍や雑誌など、執筆多数。AI共創ライティングを開発中。
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