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Claude3.5のArtifactsの使い方について:設定からプロンプトエンジニアリングまで簡単に説明!
今回はClaudeの新機能『Artifacts』の使い方について述べていこうと思います。
このArtifactsは、プロンプトで生成したコードを、同じ画面ですぐに確認できるところに利便性があります。また、そのコード生成も、かなり質が高いです。
また、今日、試したばかりなので、生成したものが微妙ですが、よかったら動画の方もありますので、ご覧ください。
Artifactsの使用動画
使用方法を動画でご視聴したい方は、以下からどうぞ。
⬇️Claude3.5『Artifacts』で生成したシューティングゲーム🚀
アイテムを取ると10段階パワーアップし、ボスも登場します!
⬇️音声読み上げアプリ・スライド読み上げアプリを生成📣
読み上げの速度調整機能・一時停止・リセット機能もあります。
Artifactsの設定
①Artifactsの設定は、以下のように右上のアカウントをクリックします。
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②次に、「Feature Preview」をクリックします。
③そして、ArtifactsをクリックしてONにします。それが以下です。
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これで、Artifactsの設定が完了しました。
Artifactsのプロンプトエンジニアリング
Artifactsは、ユーザーがプロンプトを入力すると、Claudeが自動的に使用してくれます。しかし、使用しないこともあります。そこで、確実にArtifactsを使用してもらうためにプロンプトエンジニアリングを行うとよいでしょう。
プロンプトエンジニアリングと言っても、たいしたことはしません。
「Artifactsを使用してください」
と一番最初に自然言語でチャット欄に入れて、その後にClaudeにオーダーしていけばよいだけです。
例えば、以下のような感じです。

左上の二行が私の入力したプロンプトです。
たったこれだけで、自然言語で説明してくれて(画面左)、更にそれをツリー形式で出してくれます(画面右)。
ChatGPTだと、以前、プラグインにマインドマップをつくるものがあったのですが、今はプラグインは廃止となっております。ですからGPTsで外部のマインドマップのサービスと連携しているものを使うなどしなければいけません。
Claude3.5・Artifactsは、これを一発でやれてしまうところに凄さがあります。
他にも、かなり色々なことができますので、試してみてください。
⬇️私の作った謎ゲームはこちらで視聴できます🎥
Claude3.5のArtifactsを早速、使ってみました。プロンプトやコードをすぐに試すことができるのがいいですね!
— ワンダー(Motohiko Sato)@GPTs (@wish_society) June 21, 2024
日本の四季を鑑賞するゲームと、無敵状態のTRPGという二つの謎ゲームを作ってみました。#Claude#Artifacts pic.twitter.com/7OYE7iLV4n
Claudeのメリット
最後に、Claudeを使うメリットを書こうと思います。
課金するかどうかを考えている方に参考になればと。
・文章生成
文章生成をメインに行う方はChatGPTよりもClaudeがよいかもしれません。Claudeの方が文章の癖がなく、入力可能トークン数が多く、文脈もかなり維持してくれるからです。
・コード生成
また、コードをよく書くという方も、その場で確認できるため、Claudeを使うメリットがあります。また、コード生成の質はClaudeの方が現在、高いのではないかなと。しかも、前の文脈からコードを改善してくれますので、これも凄みを感じました。
逆に、ChatGPTを使った方がよい場合。
・イラスト生成
イラスト生成が必須と言う方はDALLE3がとても優秀なので、ChatGPTを使うメリットがあります。
・特化型プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリングを強く設定したい場合、GPTsを使用した方がよいので、ClaudeよりもChatGPTの方がよいと思います。Claudeもプロンプトエンジニアリングはできますが、文章が多くなると、最初のプロンプトエンジニアリングが弱くなる可能性があります。ChatGPTの場合、GPTsが常にプロンプトエンジニアリングを行うため、その強さが維持されると考えられます。
まあ、両方使えばよい、とも言えますが、どちらか迷ったら参考にしてください。わからなかったらChatGPTでよいと思います(ChatGPTの方がユーザーが多いので、使い方に困った時によいかなと思います)。
と、いうことで、また!