Feloの包括プロンプトで実現する深い記事作成!広く探して深く掘る新メソッドで段階的AIライティング
みなさん、こんにちは!
最近話題の検索型AI「Felo」について、とっておきの使い方をご紹介したいと思います。
私が開発した「包括プロンプト」を使うと、なんと300件以上のリソースを参照できちゃうんです。
さすがにここまでの数は必要ありませんが、50件くらいでも下調べとしては十分ですよね(他の検索型AIの検索数はだいたい20件くらいなんです)。
これを使えば、しっかりとした情報に裏付けられた、それでいて独創的な記事が効率的に作れるようになりますよ。
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Feloってどれくらいすごいの?
Feloの最大の魅力は、その圧倒的な検索力にあります。PerplexityやGensparkなど、他の検索AIと比べても、参照できる情報量は群を抜いています。
実は前回、創造的な検索体験という点ではPerplexityの方が優れているんじゃないかってお話ししたんですが、AIライティングの下書き段階で本当に大切なのは、実は創造性よりも信頼できる情報の多さなんです。つまり、堅実性が重要というわけですね。
【前回の動画】
段階的アプローチで記事の質を高めよう
そこで私がおすすめしたいのが、段階的なアプローチ。まずFeloの深度検索で安定感のある文章を作り、その後で創造性を加えていきます。言い換えると、最初に広い視野で多角的に情報を集めて、そこから深掘りしていくという感じです。この最初の下書きを私は「ベーステキスト(アーステキスト)」と呼んでいて、これがAIライティングの重要な土台になります。
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※こちらの記事では「アーステキスト(土文)」となっています。
包括プロンプトって何?
包括プロンプトは実はとても簡単です。「包括的に検索して」「包括的に書いて」と指示するだけでOK。特別な技術はいりません。
Feloは2024年11月10日現在、検索数が全AIの中でも最大で、特にこの包括プロンプトを使うと記事の下調べはばっちりです。たくさんの信頼できる情報源から、必要な情報を一度に集められるんです。
ただし、包括的な検索をすると、どうしても堅実的な記事になってしまう傾向があります。オリジナリティが出にくいんですね。そこで、後から創造的な内容を加えていくことをおすすめします。もし一発で済ませたい場合は、包括プロンプトに「ユニークな視点で」「創造的に」「イノベーティブに」というプロンプトを付け加えるだけでOKです。
具体的なプロンプトの例を見てみましょう:
基本の包括プロンプト
情報収集時
「[テーマ]について包括的に検索して」
「[テーマ]に関する情報を包括的に集めて」
「[テーマ]について多角的に調べて」
文章作成時
「集めた情報を包括的に文章化して」
「以下の内容を包括的にまとめて」
「[テーマ]について広く深く解説して」
創造性を加えた包括プロンプト
一発仕上げバージョン
「[テーマ]について包括的に、かつユニークな視点で解説して」
「[テーマ]を包括的に調べて、創造的にまとめて」
「[テーマ]について包括的に検索し、イノベーティブな視点で記事を作成して」
応用バージョン
「[テーマ]について包括的に検索して、未来予測も含めて」
「[テーマ]を包括的に分析して、実践的なアイデアも加えて」
「[テーマ]について包括的に調べて、独自の解決策も提案して」
これらのプロンプトは状況に応じて組み合わせたり、調整したりして使ってくださいね。
包括プロンプトの魅力:堅実性とAI SEOの両立
包括プロンプトの基本は、なんといってもその堅実性にあります。様々な情報を網羅的に集められるので、テーマについて幅広い観点から検討できるんです。
特に注目したいのが、AI SEOとの相性の良さ。なぜかというと、AI検索エンジンは包括的な情報を高く評価する傾向があるんです。考えてみれば当然ですよね。ユーザーが何か問題解決をしようとしている時、一面的な情報よりも、様々な角度からのアプローチが示されている方が役立ちます。
↓ちなみに「AI共創」では、当ブログ記事が最上位に来ることがあります
(ガチャ要素あり)
↓Google検索でもAI共創イノベーションHPが最上位を獲得
(と、同時に5位に動画がランクイン)
※これは包括性だけの働きではありませんが、情報包括性はAISEOにおける重要なファクターだと考えています
包括プロンプトは単なる情報の羅列ではありません。これは純粋に、ライティングの下調べとしての強力なツールなんです。創造性や興味を引く要素は、この後のステップで必要に応じて加えていけばいいんです。大切なのは、まず信頼できる情報源からの堅実な内容を基礎として固めること。それがあってこそ、後からどんな展開も可能になるんです。
このように、包括プロンプトはAI SEOに効果的なだけでなく、読者にとって本当に価値のある情報の土台を作れる優れたツールと言えます。
ちなみに、FeloはAIモデルを変更できるので、私はこの下調べの段階ではGemini1.5Proを使用しています。GeminiはAIの中で最もトレーニングデータが豊富だからです。また、Googleの開発したAIなので、SEO的にもよいのかなと個人的には思っています。
ポイントをまとめると:
包括的な情報収集による堅実性の確保
AI検索での高評価が期待できる
ユーザーの問題解決に役立つ情報提供
ライティングの下調べに最適(Gemini1.5Proもおすすめ)
後からの展開の可能性を広げる土台作り
記事作成の2つの方法を使い分けよう
記事の作り方は大きく分けて2つあります。一括生成方式と分割生成方式です。
一括生成方式
一括生成方式は、まず包括プロンプトで基本となる文章を作り、それを深掘りして、ファクトチェックを行い、最後にブログ形式に整えていきます。文章の一貫性が保ちやすいのが特徴です。
用途:SNSや短いブログなどの短文ライティングで用いる
分割生成方式
一方、分割生成方式では、最初に全体の構成を決めてから、セクションごとに文章を作っていきます。各部分をじっくり作り込めるので、より丁寧な記事が作れます。どちらを選ぶかは、作りたい記事の種類や好みによって変わってきますよ。
用途:長文ブログや書籍などの長文ライティングで用いる
より良い記事に仕上げるためのコツ
記事の質を高めるポイントをいくつかご紹介します。まず大切なのは、読者が読みやすいフレンドリーなトーンを維持すること。それから、セクションの構成もしっかり考えましょう。
面白いのは、AIモデルの使い分けもできるんです。例えば、最終調整にClaudeを使うと、また違った味が出せたりします。でも最後は必ず人間の目でチェックすることをお忘れなく。微調整が必要な部分は、自分でしっかり直していきましょう。
まとめ:堅実な土台作りから始めよう
私たちが見てきたように、包括プロンプトを使った記事作成の本質は、まず堅実な土台を作ることにあります。「広く探して深く掘る」というアプローチは、単なるテクニックではなく、質の高い情報提供を実現するための重要な方法論なんです。
包括プロンプトは、その名の通り、情報を包括的に集めることができます。これは単なる網羅性ではなく、AI時代のSEOという観点からも重要な意味を持ちます。なぜなら、AI検索エンジンは包括的で問題解決に役立つ情報を高く評価する傾向にあるからです。
もちろん、最終的な記事には創造性や独自の視点も必要です。でも、それは後から付け加えればいいんです。大切なのは、まず信頼できる情報をしっかりと集めること。これは、リサーチプロンプトエンジニアリングの真髄とも言えます。
ですから、みなさんもぜひ、まずは包括プロンプトで堅実な土台を作ることからはじめてみてください。そこから創造性を加え、独自の視点を織り込んでいけば、AI時代にふさわしい、価値ある記事が書けるはずです。これからのコンテンツ作りは、この「堅実な土台」があってこそ、より豊かな展開が可能になるんです。
それでは、また!
【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、AI・心身に関する研究をしている。
主著『東洋医学と潜在運動系』、2年間専門誌に連載、など執筆業を行いつつAI共創ライティングを開発中。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。
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