屋号をつける(MBBS心身バランス研究会の命名)
今回はなんとなくですが、私が主催するMBBS(心身バランス研究会)の発足について、述べたいと思います。屋号の付け方で参考になるかどうかわかりませんが、事業をやる方にとって、屋号の命名は重要だと思います。
自分自身の根底の価値観、理念、セルフコンセプトを言語化し、キーワード化し、屋号とする。しかし、活動すると考え方の変化や広がりもあるので、それとともに屋号も変化します。そして、それと同時にロゴマークも変化します。事業も変化します。
こうした変化をマネジメントするのも、事業では重要だと思います。
私は以前、医師が運営する医療系の研究所に務めていたのですが(十数年前)、そこを退職した後に、県が支援する医療系の研究会に入りました。そこで運動部門の部長を務めることになったのですが、その時に屋号で入ってくれと言われたので、なんとなーく考えたのがこの屋号です。
その時、丁度、心理学者・今井集士先生の要請があり、今井先生の研究所に入ったところでした(そこで今井先生の空対理論を継承する)。
で、身体のこともやるし、心理のこともやるから、なんとなく「心身」だなーって思って。人間の不調ってのは、身体面と心理面の交差点にできるものだというのが、以前の研究所で研究して思ったことです。そして、心理面・身体面に同時にアプローチすること、バランスを整えることで成果は上がる、というのが臨床面で感じたことです。
そこで、名付けたのが「心身バランス」というキーワードでした。
その県が支援する医療系の研究会では、様々な企業や専門家が入っていましたが、どこも「研究会」という名前で入っていたので、
「心身バランス研究会」
としました。
その時の私のこの名前に対する印象は、普通っぽくていいな、って感じでした。
結局、その研究会は辞職することになるのですが、その名前をそのまま事業名にしようと考え、ここで私の事業としての「心身バランス研究会」が発足するのでありました。
そこから、この名前は少し長いかな、というように思うようになったので、
「MBBS」
というイニシャル表記にしました。
こちらの方がなんとなくかっこいいなーって感じですし。
この時、心身だけではなく、
「社会・自己・心理・身体」
の四つの調和を考えていきたいと思うようになりました。この時、使っていたロゴマークも変更しました。
ここには今井先生の空対理論を継承したことも関係しますが、他にも理由があるのですが、それはまたどこかで述べたいと思います。