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検索型AI「Felo」でスライド自動生成!2ステップで完成する魔法のプロンプト

みなさん、こんにちは。

最近、新しい検索型AIツール「Felo」が話題になっていますね。

今回ご紹介するのは、Feloの「スライド自動生成機能」です。実は、この記事で使用しているスライドも、Feloで作成したものをほとんど修正せずに使用しています。

Feloで自動生成したスライド(表紙)

今日は、Feloでスライドを効率的に作成する方法を、具体的なプロンプトと共にご紹介したいと思います。

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Feloの特徴的な機能

Feloは、単なる検索AIとは一線を画すツールです。その最大の特徴が「深度検索」。テーマについて深く掘り下げた検索ができるだけでなく、マインドマップやスライドの自動生成まで可能です。AIツールとしては比較的新しい部類に入りますが、その機能の充実度は目を見張るものがあります。

今回は、Feloのスライド生成機能に焦点を当てて述べていきます。

Feloのマインドマップ機能

スライド生成の黄金法則:2ステップ方式

Feloでスライドを生成する際の重要なポイントは、プロセスを2段階に分けること。この方法を使うことで、質の高いスライドを効率的に作成できます。

なぜ、2段階に分けるかと言うと、Feloで文章生成した場合、そのスレッド内の全ての情報がスレッドに反映されてしまうからなんです。ですから、スレッドを変更することで、スライドの内容が制御しやすくなる、というわけなんですね。

Step 1:文章生成

まず、そのスレッド内でリサーチした内容を、次のプロンプトを使用して整理します:

以下を参考にスライド化するための文章を生成してください。
・長文で詳細に
・論理的に
・スライド用の文章として

このようにすることで、Feloのスライド用テキストが生成されます。
文章をスライド用にカスタマイズするんですね。
もし、ここで「思っていた文章と違うな」って感じた場合は、次のステップの新スレッドへコピーした時に、手作業で修正してください。

Step 2:構成・変換

これが最も重要なステップです。

同じスレッド内でスライド生成を行うと、まとめた情報が適切に反映されない場合があります。

そこで、以下の手順で進めます:

  1. 作成した文章をコピー

  2. 新しいスレッドを開く

  3. 次のプロンプトを使用:

以下を構成して、内容に忠実に反映してください。
外部情報は参照せず、与えられた内容のみで構成してください。

4.右上のスライドボタンをクリック
※前述したように、必要な場合、新スレッドにコピーした時点で、手作業でテキストを制御します

スライドの編集とブラッシュアップ

自動生成されたスライドは、そのままでも使えますが、いくつかの調整を加えることでより完成度の高いものになります。

まず文字サイズの調整です。重要な部分は大きく、詳細説明は読みやすい適度なサイズに設定します。

レイアウトも重要なポイントです。不要なロゴを削除したり、テキストの配置を整えたりします。Feloには便利なガイドライン機能があり、これを使うことで簡単に整列が可能です。

デザイン面では、カラースキームの調整が特に重要です。「ガチャ」と呼ばれる機能を使うことで、様々なテンプレートを試すことができます。気に入ったデザインが見つかるまで、いろいろと試してみるのがコツです。

最終出力時の重要ポイント:

  • PowerPoint形式での保存が可能

  • 必要に応じてPDF・画像形式でも出力

  • puzzle機能は最大画素数で出力

Feloの魅力的な活用シーン

Feloが特に威力を発揮するシーン:

  • 社内プレゼンテーション

  • 企画提案資料の作成

  • 急な発表の対応

ただし、以下の注意点があります:

  • スレッド内の全情報が自動的にまとめられる

  • 自動生成される画像は単調になりがち

  • 文字サイズの自動調整は完璧ではない

  • デザインテンプレートは現時点では限定的

まとめ:効率的なスライド作成のために

Feloでのスライド作成は、地道な2段階プロセスが成功の鍵となります。質の高い文章をしっかり生成してから、新しいスレッドで構成と変換を行う。この手順を守ることで、プレゼン資料作成の時間を大幅に削減できます。

ただし、Feloは完璧な仕上がりを目指すツールというより、基本フレームワークを効率的に作るツールとして捉えるのがベストです。生成されたスライドをベースに、必要な微調整を加えていく。そうすることで、効率的に質の高いプレゼンテーション資料を作成することができます。

このツールと2ステップ方式をマスターすれば、プレゼン資料作成の効率は格段に向上するはずです。ぜひ、みなさんも実際に試してみてください。新しいプレゼン資料作成の可能性が広がることでしょう。

ということで、また!


【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、AI・心身に関する研究をしている。
主著『東洋医学と潜在運動系』、2年間専門誌に連載、など執筆業を行いつつAI共創ライティングを開発中。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。

文章生成:Claude3.5 Sonnet
ヘッダー:ChatGPT-4o・DALLE3
アイキャッチ:Felo


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