【全AI共通】プロンプトエンジニアリングのチェック:一プロンプト入魂!【ChatGPT・Claude・Gemini等】
こんにちは、皆さん!
今日は少し面倒に感じるかもしれませんが、とても重要なトピックについてお話ししたいと思います。プロンプトエンジニアリングのチェックについてです。
AIを使って文章やイラストを作る際、このステップを飛ばしてしまう人が多いんですが、実はこれがとても大切なんです。
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⏱️ タイムライン - 0:00 イントロダクション - 1:10 プロンプトチェックの重要性 - 2:14 AIイラスト生成におけるクオリティ設定 - 5:26 クオリティのスコアリング手法 - 7:34 プロンプトの安定性と再現性 - 9:41 AIライティングにおけるトーン調整 - 13:02 トーンプロンプトの作成と活用 - 15:21 実践:戦国時代をテーマにしたブログ記事作成 - 17:32 まとめと結論
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なぜプロンプトチェックが重要なの?
AIに文章やイラストを作らせる時、自分の好みやスタイルを選ぶことは非常に重要です。プロンプトエンジニアリングの極意は
「1プロンプト入魂!」
最初に適当に「ChatGPTは〇〇のプロです」みたいな感じでやっちゃうと、後々面倒なことになるんです。
例えば、ブログを書く場合やアニメキャラクターを描く場合、ハイクオリティな設定が必ずしも最適とは限りません。場合によっては、ミドルやミドルハイぐらいのクオリティの方が適していることもあります。
プロンプトチェックの方法
では、具体的にどうやってチェックすればいいのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。
クオリティの設定:
まず、求めるクオリティレベルを明確にします。例えば、「クオリティをミドルハイに設定して」というように指示を出します。AIによるスコアリング:
好みのイラストや文章が生成された場合、そのクオリティをAIに評価させてみましょう。「このイラストのクオリティを0から100でスコアリングするといくつですか?」と聞いてみるのです。トーンの確認:
文章の場合、特定のトーンを設定したいのであれば、そのトーンをAIに確認してもらうことも可能です。AIに「リスニング」させて、トーンを把握させ、文章化してもらいます。別スレッドでの再現性チェック:
設定したプロンプトが再現できるかどうかを、別のスレッドでチェックしてみましょう。これは一種の実験的なアプローチと言えます。
実践例:イラスト生成
では、実際にイラスト生成の例を見てみましょう。
最初に「ChatGPTはプロの一流のイラストレーターです。DALL-E 3で女の子のマスコットキャラクターをサンプルで書いてください」というプロンプトを使用しました。
結果は可愛らしいマスコットキャラクターでしたが、リアルすぎる傾向がありました。
そこで、プロンプトを修正し、「クオリティをミドルハイに設定して、親しみが持てる感じに」と指示しました。
結果、より平均的な日本人の好みに合うようなイラストが生成されました。
さらに、このイラストのクオリティをAIに評価させたところ、75から80の範囲というスコアが返ってきました。
この経験から、クオリティを75から80の範囲に設定すると、望ましい結果が得られることがわかりました。
↓「ChatGPTはプロの○○です」だとハイクオリティになり過ぎる
↓ミドルハイくらいの設定がよさげ
↓スコアリングしたものを再現(ややクオリティが低い気がする)
実践例:文章生成
文章生成の場合も同様のアプローチが有効です。
「ChatGPTは一流のライターです。ブログを書くのを手伝ってください」というプロンプトを使用しました。
結果は良い文章でしたが、やや大げさな表現や決まりきったパターンが見られました。
そこで、「一流の」という部分を削除し、普通の文章を生成してもらいました。
さらに、好みのトーンが見つかったら、そのトーンを再現するためのプロンプトをAIに作成してもらいました。
このように、自分好みのトーンを見つけ、それを再現するプロンプトを作成することで、一貫性のある文章を効率的に生成できるようになります。
↓「一流のライター」と入れると「旅」というAIらしい表現になる
↓何も入れないと普通だが味気ない文章
↓よい文章ができたらAIにリスニングして、トーンプロンプトを作成
↓実験でハイテンションの文章を作成(ここにトーンプロンプトを入力)
↓トーンプロンプトを入力すると落ち着いたトーンに
↓もちろん、ブログでも再現可能
まとめ
プロンプトエンジニアリングのチェックは、AIとの効果的なコラボレーションの鍵です。最初のプロンプト設定がその後の出力に大きな影響を与えることを理解し、「1プロンプト入魂」の原則を心がけましょう。
特に初心者の方は、プロンプトエンジニアリングのチェックを怠らないようにしてください。目的に合わない出力が続くと、後から修正が難しくなることもあります。クオリティの設定やトーンの確認をしっかりと行い、AIと人間の力を合わせてより良いコンテンツを生み出していきましょう。
プロンプトは知的財産だと考えるぐらいの気持ちで、自分好みのプロンプトを集積していってください。そうすることで、プロンプト作りにもやる気が出て、質も上がっていくはずです。
これからもAIを活用したクリエイティブなプロセスを、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
それでは、また!
【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、心身に関する研究をしている。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。
現在、文系アナログ思考でもわかるAI企業研修や個人向けのAIスクールを開催。
これまでに書籍や雑誌など、執筆多数。AI共創ライティングを開発中。
✅MBBS(心身バランス研究会)
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