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潜在性コンサルテーション
本日はビジネスコンサルの日でした。
今日、コンサルした経営者の方は、コロナでも好調のようで、全く問題がないのですが、
コロナショックでオフラインでの仕事が減った・なくなった、という方の相談も受けることがります。
そこで行っているのが
「潜在性コンサルテーション」
です。
これは私が業態転換や新事業開発で行っている手法です。
普段は、生産性の上がる文献を読み込んでいるので、エビデンスを重要視したコンサルをしますが、現在はコロナで社会の環境がかなり変化しているので、従来のコンサルではなく、定性的なコンサルテーションをやっています。それが潜在性コンサルテーションです。
潜在性とは、個人ベースの概念ですが、それを組織にも応用する形で使うのが潜在性コンサルテーションです。
潜在性の概念としては、
「その人に潜在している機能・役割・使命」
です。
潜在意識とか潜在能力よりも、より広い範囲の包括的概念となります。
能力だけではなく、感性や創造性、愛や勇気などの徳目も含めて潜在性と呼んでいます。
そして、この潜在性は組織にもあると考えます。
潜在性コンサルでは、今の組織の持つ強みにアプローチしません。
その組織の持つ潜在性にアプローチします。
ですから、極端な場合、従来の組織のもつ強みを捨てる・保留することもあります。これが結構大変なことでもあるので、たまに険悪な雰囲気になります笑
そこを乗り越え、潜在性を発揮して、組織が変化しなければいけません。
ビジョンの作り方は、潜在性にアプローチして、原理的に可能な大きなビジョンを作ります。
「原理的に」なので、その原理を作るのが大変ですが、原理がしっかりしていればファクト・事実なので、モチベーションを高め、人を動かすことができます。
ちなみに今日は20年先のビジョンで、それがサイクルするというダイナミックビジョンを提案しました。
コロナの影響で、これからは経済的な問題も来ます。
そうした危機の時ほど、組織の潜在性が試されるのだと思います。