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社会人大学院は週末と平日夜間

 社会人を主たる対象としている大学院の講義は、通常、土曜日と日曜日と平日の夜間に実施されています。また、夏休みや春休みに集中講義を提供している社会人大学院も少なくありません。COVID-19の影響で、2020年度と2021年度はオンライン講義が中心であったため、社会人大学院ではこの時のノウハウを活かして、2022年度においても、一部の講義をオンラインやハイフレックス方式で実施するケースもあります。オンラインやハイフレックスでの講義は、受講生である社会人大学院生にとって非常に大きなメリット(通学・場合によってながら勉強←脱線です)があり、対面授業との併用で、今後の社会人大学院教育が一般化されるように思います。また、講義の内容をすべて録画され、オンディマンドでの復習がいつでも可能になっている社会人大学院もあります。
 私が勤務するビジネススクールでは、金曜日の夕刻と土曜日・日曜日の講義を中心に受講して、遠隔地からの通学を実現している方もおいでになります。体力的にも知力的にも大変なことではありますが、そこはさすがに社会人。ご自身のロジスティック(家庭・仕事・その他)を上手に調整されて、笑顔で講義に取り組まれている方が少なくありません。大変に素晴らしく、尊敬すべき皆さんであると思っています。平日はご学友とオンラインでの復習やグループワークに勤しむこともあって、オンライン等の活用によって社会人大学院の教育効果は、どんどんと向上していると実感しています。(2022.05.15)
 

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