行ってみたい!桂林の魅力 -食編-
行ってみたい!桂林の魅力第四弾!
今回は桂林の名物料理を紹介していきたいと思います。
まず桂林の特徴として酸味が強く辛い物を好む傾向があり、桂林料理には辛い湖南料理系と薄味の広東料理系があります。
家庭料理としては湖南料理が主流で食事処でも辛い料理が多いですが、最近では広東料理のも広まっており今では色々な味の料理が楽しめます。
・桂林ビーフン
桂林ビーフンは中国国内でも有名で誰もが知っているほどの桂林を代表する料理になっています。
ビーフンとはコメを液状になるまで練りこんだあと、それを漉して火を通しながら圧縮、麺状に押し出したものです。このように桂林ビーフンは生の麺を使います。
ビーフンで一番重要なのはタレと言われており各店独自のタレを使っていて、基本的にはンコツ、牛骨、羅漢果と各種調味料を煮詰めてつくります。
店によって少し違った味がするので桂林に行った際には是非食べ比べてみて自分に合った桂林ビーフンを見つけてほしいです。
・啤酒魚
日本語に直訳すると「ビール魚」になります。これは漓江でとれる鯉を使った料理です。
特徴としては鱗を取らずに油で揚げることと水の代わりにビールを使って煮ることです。
鱗を取らずに揚げることで鱗に火が通り黄金色になり見た目が鮮やかになります。
また、水の代わりにビールを入れることで川魚特有のにおいを消すことができます。
日本でも作ろうと思えば作れる料理になっていて私の家でも時々作られています。すごく美味しいですし薬膳のような効能もあるとされているので、気になった方は是非作ってみてください!
・白果炖老鸭
白果炖老鸭とは鴨と銀杏のスープで、透明なスープに銀杏が散らばる見た目もきれいな料理です。
この料理にも薬膳的な効果があり、乾燥で喉や肺を痛めた時や体力回復の効果があるとされています。
鴨は漢方の世界では薬そのものと言われており、漢方の本に「妙薬」と書かれているほどです。
日本ではあまり鴨を使った料理を食べる機会は無いと思いますので、桂林に行った際は是非食べてみてほしいです。
・まとめ
ということで桂林の名物料理について紹介しました。
私のオススメはやっぱり桂林ビーフンです。桂林と言ったらこれだ!というのもありますが、一言に桂林ビーフンと言っても薄切りの肉にタレを掛けた卣菜粉や鍋で炒めた炒粉だったりと様々な味付けがあり、飽きることがありません。
本当にオススメなので食べてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでも桂林の魅力が伝わっていればと思います。
次回は「地理歴史編」をやっていこうと思います!