時代は筋トレ#05
前回はサプリメントを紹介しました。今回は筋トレの味方、「プロテイン」について話していこうと思います。
<プロテイン>
プロテインとは、タンパク質を主成分とした粉末の栄養補助食品やサプリメントのことです。プロテインを直訳すると「タンパク質」です。普段の食事からでもタンパク質は摂取可能です。ではなぜトレーニー達はプロテインを摂取しているのでしょうか?理由は一日に必要なタンパク質の量を食事から補うのは難しいからです。筋トレをしている人の一日に必要なタンパク質摂取量は体重の2倍と言われています。つまり体重が60キロの人が一日に摂取するべきタンパク質の量は120グラムというわけです。120グラムのタンパク質を一日に摂取するのは結構難しいです。そこで足りないタンパク質を補うためにプロテインを摂取するのです。一日に30グラム程度を回数を分けて摂取します。プロテインは適切に摂取することでより効果を発揮します。一番ポピュラーなのは筋トレ後にプロテインを摂取することです。
実は筋トレの70分前にプロテインを摂取することで血中アミノ酸濃度を高めた状態で筋トレをすることができます。そして筋トレ後のプロテインももちろん重要です。筋トレ後45分以内を「筋肉合成のゴールデンタイム」と言われており、その時間内にプロテインを摂取することで高い効果を発揮します。筋トレをしない日でもプロテインを摂取することはとても重要です。筋トレをしない日にもプロテインを摂取することで筋肉分解を防ぐことができます。起床後や食間、就寝前にプロテインを摂取するのがベストタイミングです。
プロテインには大きく分けて三つの種類があります。
一つ目は「ホエイプロテイン」です。ホエイプロテインは牛乳を原料としています。ホエイプロテインは母乳の成分に近く、低カロリーで栄養が凝縮しており、吸収が早いのが特徴です。タンパク質が不足しがちな筋トレ後に摂取することで素早くタンパク質を摂取することができます。
二つ目は「カゼインプロテイン」です。このプロテインも原料は牛乳です。カゼインプロテインはチーズやヨーグルトを固める、乳固形分と呼ばれる成分の主要成分の一つです。カゼインプロテインは就寝前に摂取することで身体にゆっくりと持続的に蓄えさせることができます。
三つ目は「ソイプロテイン」です。名前の通り原料は大豆です。他のプロテインよりも脂質が低くダイエット向きのプロテインです。