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2023年冬アニメ感想#4

第4回は、「あやかしトライアングル」を紹介します。

「ToLOVEる-とらぶる-」で人気な矢吹健太朗先生の最新作の、妖怪×ラブコメ作品です。
 祓忍(はらいにん)である風巻祭里が、幼馴染のあやかし巫女である花奏すずを、妖(あやかし)から守るというストーリーになっています。ToLOVEるの矢吹先生らしく、ハレンチなシーンが多いです。今作は、主人公が女体化して、主人公とヒロインが女×女の状態で、話が進んでいきます。

 ある日、人間に悪事を働くあやかしを退治する祓忍(はらいにん)である風巻祭里と、強力なあやかしを引き寄せてしまうあやかし巫女である花奏すずのところに、猫の妖シロガネが現れる。祭里はシロガネを撃退するが、シロガネは自身の能力で、祭里を女体化させてしまう。シロガネは弱体化して、祭里を元に戻す能力を失う。祭里は、弱体化したシロガネを退治しようとする。しかし、退治すると、一生、祭里が女の子の姿のままになってしまう。そのため、祭里のことが好きなすずは、祭里が一生女体化したままでは嫌なので、シロガネが本来の姿に戻っても食べられないように、シロガネと心からの友達になるという方向性で考えている。ひとまず、祭里は、シロガネを見張り、すずをあやかし(主にシロガネ)から守るために、祭里の家でシロガネを飼い、すずの女友達として高校生活を送ることになった。今後は、シロガネ以外のあやかしや祓忍たちが祭里とすずの元に訪れて、いざこざが描かれると思います。5話以降は、中国でのコロナウイルスの流行により、延期されています。
 
 祭里は、祓忍の名門「風巻家」の跡取りであり、爺さんと2人で暮らしている高校生です。すずとは、あやかしが見えるという共通点から、幼馴染になりました。祓忍として家を継ぐときに、すずは強力なあやかしを引き寄せてしまうあやかし巫女だから、成長して、いつか強力なあやかしに食われてしまう恐れがあることを知らされます。それで、すずと戯れているあやかしを追い払うようになります。すずはこのことを知らず、1話でシロガネに、自身があやかし巫女であることを知らされます。シロガネがあやかし巫女であるすずを食べたいと思う理由は、あやかし巫女には生命力があるので、体内に取り込むことで、新たな力が得られるからです。あやかしトライアングルというタイトルは、妖(あやかし)+ 祭里・シロガネ・すずの三角関係を表しています。
 花奏すずは、黒髪ボブの美少女です。すずにとって、祭里は唯一のあやかしが見えるという幼馴染であり、大切な存在です。すずは、あやかし巫女なので、あやかしを引き寄せてしまいます。あやかしが皆んな悪いという訳ではなく、幼い頃からあやかしと遊んでいました。甘いものが大好きで、美味しいそうに食べるシーンが可愛いです。

 今作の魅力は、ヒロイン花奏すずの可愛さとハレンチシーン、主人公とヒロインが女×女であることです。それ目当てで見ています。すずの可愛いところやハレンチシーンが見たい人におすすめです。