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ゲーム制作に使えるc言語#5

bool型の様々な使い方

ゲーム制作ではbool型をよく使うと思います。
なので今回はbool型のいつもと違う使い方を書いていこうと思います。

bool型とは

trueかfalseの2種類だけをとり出すもの。

では、trueとfalseとは何なのでしょうか。
falseとtrueは0かそれ以外かというものです。
その他にも、nullチェックにも使えます。
nullだとfalseを返します。

それが本当なのか見ていきましょう。

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こうすると、

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このように出力されます。
これではboolが1か0を返すものなのではないかという人もいるかもしれません。
0かそれ以外かを照明する前にbool型として出力するようにします。stdライブラリにはboolalphaというものがあるのでそれを使うとbool型はtrueかfalseで出力されます。

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このようにすることでtrueやfalseが出力されます。
これでtrueかfalseを出力できるようになったので、0かそれ以外ということを照明していきたいと思います。

bool型に3を代入して出力してみましょう。

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trueと出力されました。
これで0かそれ以外ということをわかっていただけたのではないでしょうか。
0以下の少数や負の整数でもtrueと出力されます。

これをどういうふうに使うのかなのですが、例えば無限ループで

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と書くことができます。

他にも数を1ずつ引いて0で終わりにしたい場合

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このように書くことができます。
わざわざ==や!=を書かなくてもよくなり簡単になりました。
これを少し変えると、簡単なフェードインを作る時に使えます。

その他にも、切り上げの関数を作るとき、

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こうすると小数点以下が切り上げできます。

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一つ目の方が、二つ目と比べてif文の条件が少し短くなっています。
ほんの少しですが読みやすくもなりますし、処理が早くなります。

切り上げなどもゲーム制作でよく使うと思います。


この二つの例のようにゲーム制作でbool型は色々な使い方があります。

まとめ

bool型を理解することで少し処理が早くなったり、コードが読みやすくなったりします。ゲームを作る時に読みやすさや、処理速度は大切です。
他にも色々な使い方があると思います。
自分の調べ方が悪かったのかも知れないですが、ネットではあまり見つからなかったので、この記事を書きました。
プログラムには、いつもと違った使い方ができることもあるので、色々試してみましょう。