AGT(2017 Christian Guardino)/Jackson 5 – Who's Lovin' You 歌詞 和訳(AGT部分のみ)

最近寝る前にアメリカで放送されている公開オーディションのリアリティ番組 America's Got Talent (AGT) の感動回を見てわんわん泣いて泣き疲れて眠る生活を送っている、この習慣やめたい。
歌っている本人とその歌が完全に共鳴したときのパワーを目の当たりにしたとき、私たちの魂は揺さぶられ、自然と涙がこぼれてくる。
そしてアメリカらしく褒めるときの言い回しがお洒落で格好良いのと、観客が感動してすぐ立つ(語弊)のが好きでついつい見てしまう。(寝る前に見なければいいだけの話である。)

そんなAGTの中で私が最近発見し心奪われたのは2017年に放送されたChristian Guardinoくん(当時16歳)の 「Who's Lovin' You」である。
登場し審査員と話を交わす段階では、控えめで大人しそうな青年で、どちらかというと思ったことをあまり口に出せないようなまだまだ青い男の子なのであるが、曲が始まり歌い出すと共に普段表に出してこなかったものを全てこの場でぶちまけているような、学校ではなくステージが彼を輝かせる場所だったことを示すような圧倒的なパワーが爆発しているように見えて、ぞわぞわぞわと鳥肌が立つ。

そんな彼の選曲もすごく良いので今回は彼が歌ったパートのみではあるが和訳させていただこうと思う。

When I had you
I treated you bad
And wrong my dear
And girl since,
Since you been away
Don’tcha know
I sit around
with my head hangin' down
And I wonder
Who's lovin’ you
君がそばに居たとき
ひどい扱いをした、間違っていた
君が遠くへ行ってしまってから
どうすればよいかも分からずうなだれている
今君は誰に愛されているんだろうか

Life without love huh...
Is oh so lonely
I don't think
I don't think
I'm gonna make it
All my life
All my life, yeah
belongs to you only
Come on and take it girl
Come on and take it!
愛のない人生はこんなにも寂しいなんて
やっていける気がしない
人生の全てを君に捧げているから
どうか分かってくれないか

...Christianくんの恋愛観というよりも、この曲の悲痛な叫びとおそらく抱えているだろう彼のティーンエイジならではの悩み(ここは想像でしかないが)に対する叫びが共鳴してこんなにもぞくぞくとさせられ、多くの人の心を打ったのだろう。
この後の審査結果も含め、気になった方は是非動画を見ていただきたい。