お金がないって怖い
クレカが使えない、タイのチェンマイでキャッシュカードを無くし、お金の無い状態で陥った精神状態を備忘録として記録します。
経営者の相談に乗るという仕事をしていると、全ての経営者が資金繰りに頭を悩まされているという現状は知ってます。しかし、それがどれほど苦しいことなのかまでは想像できませんでした。実際はかなり壮絶でした。
やりたいことができない
(普段別にやりたいわけでもないことが急にやりたくなったりするのでそれも厄介です)
移動もできない
食べたいご飯も食べられない
楽しいイベントにも参加できない
一言で言うと、仮想の牢獄の中に閉じ込められているような感覚でした。
やりたいことができないというのは、強烈なストレスです。いろんなことを諦めなくてはいけなくなります。
「80年先まで毎日こんな苦しい生活が続くのか」という絶望感、「社会め、こんな状況にしやがって。」という憎悪が心の中でぐるぐると回っていました。
たった3日でこんな気持ちになるって相当だと思います。
このようなネガティブなプレッシャーに打ち勝って事業に専念できる経営者やアーティストという存在に、ものすごくリスペクトの念が生まれました。
自分が起業するとなったら、この恐怖をまた味わうということを覚悟しなければと思います。それに打ち勝つほどの使命をはたして見出せるだろうか。
お金がないのは怖いことという話でした。
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