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【ポケスリ日記:2025.2.8】どくアメを捧げるべきはドオーなり
世間ではもうすぐバレンタインである。我が国のチョコレート消費量が文字通り跳ね上がることでおなじみの日であるが、近年は主原料であるカカオ豆の価格が原産国の供給不安により高騰しており、チョコレート製品を製造・販売する企業は対応を迫られている。その影響は我々消費者の財布をも直撃しており、私もチョコレートは大好きなので他人事ではない。
ポケモン世界でも原料の供給不安が生じているかどうかは不明であるが、ポケスリにもバレンタインウィークがあり、新しい料理のレシピと新ポケモンが追加される。
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料理はまだ発見できていないが、画像を見るにケーキやエクレアだろうか。ポケモンの方はパルデアウパーとその進化形のドオーである。私はSV未プレイのため一緒に旅をしたことはないが、そもそもヌオーが好きなのでドオーのデザインもいたく気に入っている。ちょっと前に出たモンコレも買ったし、いつかSVをプレイした暁にはぜひともパーティに迎えたいと思う。
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私はドオーの追加を歓迎している。その理由は二つある。一つはさっきも言った通り、ヌオーをベースとした可愛らしいデザインを気に入っていること。もう一つはドオーがどくタイプだということだ。
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ポケスリはどくタイプのポケモンが少ない。現時点で採用されているのはアーボ、アーボック、グレッグル、ドクロッグ、ゴクリン、マルノームの6種のみだ。これはノーマル11種、ほのお14種、みず17種、でんき18種、くさ12種などと比較すると明らかに少ないし、全体でみてもドラゴン4種、じめん4種に次ぐ数字だ(カテゴリとしてそもそも希少なドラゴンはともかく、じめんタイプがあまりにも少なすぎるような気がするが……)。
個人的に育てたいと思うポケモンもいなかった。ただしこれは私がどくタイプに興味がないというわけではなく、単に現時点のポケスリに興味を惹かれるようなポケモンが採用されていないというだけの話である。強いていうならグレッグルくらいか。それ以外は限られたリソースを割いてまで育てたいかと言われると微妙なところである(好きな人には悪いが)。
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そこへドオーの登場である。ついに積極的にお迎えしたいと思えるどくタイプのポケモンが現れた。かつてヌイコグマを育てるためにアメウッウロボに投入した合計120個の「ルカリオのアメ」が全て「どくタイプのアメM」になって吐き出されたときは、思わずスマホもろともあの憎きポンコツを叩き壊してやろうかと思ったが、それもすべてこのための伏線だったと思えば広い心で許すことができる。
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心の中とはいえポンコツなどと罵って申し訳なかった。
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ドオーを受け入れる態勢は完全に整っている。バレンタインウィークが待ち遠しいものである。