『ライアー・ライアー ④』僕の本棚 一冊目
みなさん、こんにちは。
普段はweb小説を書いている現役高校生、maziceroです。ずいぶん昔にやっていた事なのですが、読んだ本の紹介をブログに書いていました。ただ、飽き性だったのでなかなか続かなくてですね、数年前にやめました。ただ、最近、リア友に話したら『本の紹介をやれば良いじゃん』と言われまして、やってみようかなと思ってやります。
という事で、今回はMF文庫Jから出ている久追遥希先生の作品、『ライアー・ライアー ④ 嘘つき転校生は天才中二少女に振り回されています。』です。
第十三回MF文庫Jの新人賞にて佳作を取った『クロス・コネクト』でも有名な作家さんとしても有名ですよね。個人的には、同じ時に受賞した作家の中で1番成功しているのかなと思っています。(個人的には別の作品が一番のおすすめですが、この作品もおすすめです。)
さて、この作品の醍醐味は、コミカルの中にある熱い決闘(ゲーム)だと思っています。主人公の篠原緋呂斗が持つゲームに対する真剣さ。それが、作品の随所に現れていて、なおかつ、『真っ向から戦わない』という選択を取ることも厭わない勝利へのためならいかなる手段であっても取るという精神が好きです。
よくあるバトルものって、せこい方法をできるだけ使わずに勝利しようとか、負けると思った瞬間に偶然が重なって勝ってしまう。なんてことがあると思います。
確かにこの作品の中でもご都合主義的なところは見受けられます。でも、それを上回る、頭脳戦が繰り広げられている。だから、偶然で成り立っているシーンに『え、そんな……』という驚きが加わることで偶然が真の意味で偶然たり得る、そう感じましたね。
また、前シリーズから継続しているイラストレーターのkonomi(きのこのみ)さんの絵も綺麗ですよね。個人的には篠原緋呂斗と霧谷凍夜の絵が好きです。(女の子の絵は可愛いけど、もうちょっとカッコ良い方が僕は好みです。)
ということで、全く今回の話には触れていませんでしたが、今回はこの辺りで終わりたいと思います。もし、僕の記事を読んで興味を持たれた方がいましたら、Amazonさんのリンクを貼っておきますので、そちらから購入してみてください。