mazicero

普段はカクヨムと小説家になろうを中心にweb小説を書いています。また、七嶋櫂とネムイ朝陽、mazicero/帳要の三アカウントで『maP』というグループを作っています。

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普段はカクヨムと小説家になろうを中心にweb小説を書いています。また、七嶋櫂とネムイ朝陽、mazicero/帳要の三アカウントで『maP』というグループを作っています。

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最近の記事

10冊目 「自由研究には向かない殺人」

 皆さん、新たなる年が明けてしまいましたね。本年もできる限り多くの本を紹介できるように頑張っていきたい所存であります。お付き合いいただければ幸いです。    さて、今回はホリー・ジャクソンさんの「自由研究には向かない殺人」を紹介していきたいと思います。  推理小説なのでネタバレなしで、おすすめポイントだけさらっていきます。 おすすめポイント① 口調が柔らかい  まずは、なんといっても文体です。  主人公がお茶目で活発な頭脳派の十七歳女子高生だからこそ、堅い口調ではなく、

    • 僕の本棚 雑記帳2 

       えー、……皆様お久しぶりです。maziceroです。  前回の記事の最後で、次に読む本からレビューを書いていくと言いましたが、記事を書きたいと思えるものに出会えず、こうして二週間が過ぎたので、まあ、雑記帳でも書くかとなって、この記事になっています。  読むのに時間がかかっているだけならいいんですけどね。むしろ好調で、小説は4冊、それ以外の本は3冊ほど読みました。現在はあるシリーズの一巻を読んでいます。  ぶっちゃけて言うと、さっさと記事書きたいと思えるものに出会いたい!

      • 僕の本棚 雑記帳

        みなさん、お久しぶりです。maziceroです。 今回は、、最近忙しくてレビュー(所感)を書けなかった本について書いていきたいと思います。 いつもの木曜日  「木曜日にはココアを」でデビューした青山美智子さんの作品。    今回はこの話の始まりである「木曜日にはココアを」のような、物語ごとのつながりはあまりなかったように思いますが、心温まる、そして、考え方が少し変わるようなお話を書いてくれています。普段生活していて気付かなかったことにハッとさせられる。そんな体験ができま

        • 9冊目 姑獲鳥の夏

           皆さんこんにちは。maziceroです。今回は7冊目の記事の最後に予告した、あの超有名作家のデビュー作について書いていこうと思います。   あらすじは飛ばさせてください  ということで、本来ならあらすじを書きたいんですが、ぶっちゃけ、ミステリー作品を紹介するときのあらすじの書き方が分かりません。  どこまで言っていいのか。そもそも、あらすじとは簡単な物語の展開であって、「これから面白くなってくるぞ!」という部分までを簡単にまとめるものではないと思っているのだが…。  と

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        • 僕の本棚
          11本

        記事

          8冊目 「アラサーがVTuberになった話。」

           皆さんこんにちは。maziceroです。前回の記事を読んでくださった方には、「某有名作家のデビュー作を紹介する」と言ってましたが、読み終わった順番の関係で、こちらを先に紹介します。    ということで、今回紹介するのは、とくめい。さんのweb小説原作の「アラサーがVTuberになった話。」です。いろいろ言いたいことがあるので、とりあえず本編に入りたいと思います。次の章「web小説をわざわざ書籍版で買う意味」は読まなくても良いですが、購入を迷ってる人や、否定派の人が読んでくだ

          8冊目 「アラサーがVTuberになった話。」

          7冊目 ロンドン・アイの謎

            挨拶  皆さんこんにちは。maziceroです。週末の台風が明け、だんだんと涼しくなってきましたね。気象学的に、台風と気温の間には何か関係があるのでしょうか?  そんなことはさておき、今回はシヴォーン・ダウドさんの「ロンドン・アイの謎」(越前敏弥さん訳出)を紹介したと思います。しかし、今回はおすすめポイントを言語化できなかったので、あまりまとまりがありませんが、読んでいただけると嬉しいです。 つかみどころもない紹介文  さて、早速ですが、この作品はある程度ミステ

          7冊目 ロンドン・アイの謎

          6冊目 氷の木の森 

          挨拶  どうも、12日後までに10万字を書かなければならないmaziceroです。  私事ですが、小説大賞に応募したいなと思い、書こう書こうと日々思っています。先週はいろいろ忙しかったという言い訳をここに残して、さっそく本の紹介に行きたいと思います。 題名など  ということで、いつも通り、題名などの作品情報から話していきたいと思います。今回紹介するのはハーパーコリンズ・ジャパンから出版された、ハ・ジウンさん作の「氷の木の森」です。ジャンルとしては、ファンタジー主体のミス

          6冊目 氷の木の森 

          4冊目 「箱庭の巡礼者たち」

          挨拶  皆さんお久しぶりです。maziceroです。晴れて大学生になったので、そして、ようやく余裕ができてきたので、本格的にこのnoteの連載を再開したいと思います。  今回紹介するのは恒川光太郎さんの「箱庭の巡礼者たち」という作品です。僕は初めての作家さんでしたが、知人は直木賞候補作の「夜市」なら読んだことがあるそうです。「夜市」は2005年の日本ホラー小説大賞を受賞し、同作でデビューしているそうです。デビュー作で直木賞候補作家とはすごいですね。僕もいろいろ読んでみよう

          4冊目 「箱庭の巡礼者たち」

          『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』読了

          例年より早い梅雨、それもそろそろ開けようとしている今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか。maziceroです。 僕は受験勉強とは言いつつも、Youtubeを見る時間が増えた気がします。改善しなければダメですね。 さて、タイトル通り、『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』を読み終わりました。 元々は読むつもりはなかったのですが、友達からの勧めがあったので読みました。 ラブコメとして読むと面白いのかなと思いつつ、もうちょっと欲しいなと思ってしまったのは、偶

          『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』読了

          スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 〜心をつなぐスープカレー〜(読んだ感想)

          作者:友井羊 おすす度:★★★★★ 感想: これまで同様、ミステリーとして、そして、飯テロ小説としても楽しめる一冊になっていたと思います。 何よりも、出てくる料理が美味しそうなこと。三種のトマトのミネストローネとか、葡萄のスープとか、どんなものなのかと気になって仕方ありません。 さて、今回でようやく物語全体の話に区切りがついたような気がします。というのも、ここにきて、店主の麻野が前に勤めていたフレンチレストランのことについても触れられるからです。かなり意外とも言えるし、かとい

          スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 〜心をつなぐスープカレー〜(読んだ感想)

          『深山の桜』 僕の本棚 二冊目

          みなさんこんにちは。maziceroです。 今回みなさんに紹介するのは宝島社が発行した神谷正成さんの『深山の桜』です。この作品は2015年の『このミス』大賞にて優秀賞を受賞した作品です。 ということで、まあ、早速紹介していきましょう。 まずはジャンル。まあ、お仕事ミステリー的な作品になっています。僕は単行本しか見たことがないのですが、表紙には二人の自衛官が描かれていることから、自衛隊を舞台にした小説なのだなと想像することができますね。 さて、次なのですが、みなさんに言

          『深山の桜』 僕の本棚 二冊目

          『ライアー・ライアー ④』僕の本棚 一冊目

          みなさん、こんにちは。 普段はweb小説を書いている現役高校生、maziceroです。ずいぶん昔にやっていた事なのですが、読んだ本の紹介をブログに書いていました。ただ、飽き性だったのでなかなか続かなくてですね、数年前にやめました。ただ、最近、リア友に話したら『本の紹介をやれば良いじゃん』と言われまして、やってみようかなと思ってやります。 という事で、今回はMF文庫Jから出ている久追遥希先生の作品、『ライアー・ライアー ④  嘘つき転校生は天才中二少女に振り回されています。

          『ライアー・ライアー ④』僕の本棚 一冊目