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アメリカンスピリットの歴史② 民主主義の誕生~米国独立

今回は
【独立の#15】アメリカンスピリットの歴史② 民主主義の誕生~米国独立
です!
アメリカ合衆国の誕生は、独立心旺盛な人々が新世界に移住し、自由を希求した結果、イギリスからの独立を果たしたという実際の歴史の動きとして捉えることもできますが、もう一方で「民主主義」という現代最強といっていい価値観が、様々な紆余曲折と多くの人々の流血を経て、ここにある種実験的に現出した初めての例として人類思想史上の一大エポックであると言えます。

ボストン茶会事件(1773)・・・アメリカ独立の火ぶたを切ったのはボストンの人々。その日、ボストン湾が紅茶になった!


ジェファーソンをはじめとする建国の父たちは「自由」「平等」など基本的人権の確立を謳う、“理想国家”を絵空事ではなく、現実に登場させました。何という実行力でしょう。
ただその影には先住民と黒人奴隷のあまりに多くの犠牲があったことも記しておくべきでしょう。
歴史的な側面と思想的な側面、両方でアメリカ合衆国の成立を語っていくことで、さらにアメリカンスピリットへの洞察を深めていきたいと思います。

初代大統領ジョージ・ワシントンは軍人。ジェファーソンやベンジャミン・フランクリンなどの目端の利く政治家や企業家ではなく、質朴でバランス感覚に優れた軍人・ワシントンが最初の米国のリーダーとなった。 選挙人投票率100%の票を得た大統領は、現在までワシントンだけである。しかも彼は2期(8年)でさっぱり辞め、その座を後進に譲り、よき伝統を作った。


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