人狼会主催者の見落としガチな重要な3つの事
普段、Twitterを見ていると定期的に、人狼会についての話題が上がる事が多いです。人狼会の集客の中心にTwitterがある事も関連しているからでしょうか?今回は元クラブイベントのオーガナイザーをしていた経験を踏まえて、自分が主催する際に大事にしている事をテーマにします。
<1.まずは会を行う方針、土台を作る事。>
私が主催するimpressionDairyのコンセプトデザインです。
『メインコンセプトデザイン』
・人狼ゲームの感想戦が一般化するためのファーストステップ。
・近年増えてきた、魅せる人狼の模倣化している人狼会で埋める事の出来ない満足度を提供。
『サイドデザイン』
・対面人狼での感想戦のスタイルツールの1つとして
・店舗貸切を流用する事での簡易的な開催、模倣しやすくパッケージリングしやすいシステム。
ただ人を集めるだけの人狼会はやらない方がマシと思っています。私個人の見解は1人1人にコミットしやすい土台が軸になってきます。ただ数を並べるだけでは稀薄な関係性を作るだけの会になりがちなので、できる限り1人1人にコミットできるデザインを作ります。
<2.ペルソナモデルを作成する>
人狼会を行う際に最も重要視するのが参加者の質です。人狼会の満足度の中心になり、ゲームのクオリティーを如何に保てるか?を軸にお誘いする数人のおかげでimpressionDairyは成り立ってます。
何故今年になってこういう人狼会を始めたのか?という事を聞かれる事もありますが、毎年開催するサマソニ人狼会で得た協力者の方々のおかげである程度ゲームのクオリティーをフェアな形で提供できる状況が整ったのでという理由が一番です。
<3.称賛の声で自己満足しない、参加した方の不満を一番聞きたい。>
人狼会の”メインコンテンツは村”であり会の満足度は村に参加したメンバーのおかげで成り立っているので、”この会はよかった!”の声は主催者に向けてではなくて、その場に参加してくれた参加者への言葉というのを忘れてはいけません。
なので人狼会主催=ステータスと勘違いしている主催者では見落としがちになるかも知れませんが、一番人狼会を主催する上で重要なのは不満を1つでも多く引き出す事。
商業的な形で運営すれば、その不満の声は引き出しやすいと思いますが、個人の有志で主催する場合は『主催に申し訳がないので不満に思っても我慢しよう。』となり、そのままフェードアウトしてしまう危険性があります。
このフェードアウトの数を増やし続けるとコンテンツそのものを消費しつくしてしまう危機感すら持っています。
主催者は御用聞き的な立ち周りでよくて、できる限りの要望に応えられる立ち位置を維持することで気を遣わずに参加しやすくする事が重要だと思ってます。
なので会の不満を気兼ねなく言って下さる方には本当に感謝していますし、不満を伝えてくれる方=会を大事にしてくれるという気持ちにもなれます。
あとネガティブな感想を嫌う主催者が人狼界隈では多いですが、ネガキャンをされることを嫌がるのであればそもそも主催をするのすら考え直した方が良いと思います。
主催者視点からは気づきにくい改善点は不満を引き出す事で見つける事が出来ます。
以上の3つが自分の会で意識している軸になります。
特に人が集まるイベントを行う際に見落としがちなのはどれくらい1人の意志を大事にしていき、それを表現できるか?という部分です。特に人狼ゲームというコンテンツはただ数が集まっていれば満足感が上がるという物でもなく、会への参加動機の殆どが”この人と同村したい”に終始します。
自分が大阪で毎年行われている人狼文化祭のボスでもある、かのきちさんをリスペクトし続けている理由は規模がどんな形であれ関わった人1人1人を個人として背景は関係なく大切している気持ちがいつどんな話をしてもブレていないからです。自分も色々とお手本にさせて頂いています。
impressionDairyは現在夏の準備等々の為にお休みしてますが、7月後半~8月中に再開しようと思っていますので、是非またよろしくお願いします。
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