【対面人狼分析シリーズ01】対面人狼がネット人狼より荒れやすい理由【5段階欲求で考える】リライト版
※これは以前執筆した記事(https://note.com/mazesoba_jinrou/n/nbc58c9e8a71b)がリライトされたものです
対面人狼はネット(チャット)人狼に比べると議論が荒れやすい傾向にあります。
この原因はこれら2つがゲームとしての目的そのものが異なっており、心理的な違いが生まれているからだと予測しています。
今回はこの「心理的な違い」について自分なりに分析したものを記事にまとめました。
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結論から言うと、対面が荒れやすいのは「対面とネットではPLが持つ欲の種類が違うから」です。
【人は「欲」で動く】
人の行動には「欲」が必須です。
自分がこの記事を書くのも「自らが運営する人狼会でより質の高い村がしたい」という欲があるからです。
このような欲は大きく5つに分類できます。
【マズローの5段階欲求】
マズローが提唱した欲求の階層は、そのまま対面人狼・ネット人狼に当てはめることができます。
1階層目 生理的欲求(出合い厨の方はココ)
2階層目 安全欲求(逃げ癖のある方はココ)
3階層目 社会的欲求(友達いっぱい作りたい方はココ)
4階層目 承認欲求(評価されたい方はココ)
5階層目 自己実現欲求(経験に基づいて環境を作りたい方はココ)
【ネットは5階層目が多い】
ネット人狼はゲームとして人狼ゲームを楽しみたい「欲」を持っている方が多く、これは5階層目に該当します。
特に短期チャット人狼になると10年選手が多く存在します。
彼らは5階層目の欲が非常に強く、それを満たしたい思いからゲームに取り組むことがほとんどです。
【対面の欲求階層は種類が多い】
ネットと比べると欲求の種類が増えます。
出会い目的や、安心感を得たいなら1・2階層目になります。
ゲスト会であれば
「ゲストに認知してもらいたい」
「その環境で必要とされたい」
といった欲なので3・4層目に当たります。
これを上手に利用している会が名古屋にあります。
5階層目の環境創造欲求にもリーチすることで他の人狼会との差別化を図っています。
【対面人狼が荒れやすい理由】
ネット人狼での欲は5階層目にある程度統一されているのに対し、対面は1~5階層目がバラバラです。
これこそ対面人狼が荒れやすい原因です。
欲求階層に相違があると、お互いの行動源となっている「欲」がわかりにくくなります。
相手の欲の種類を踏まえることができない人は、自分の欲求階層だけを当てはめて主観で評価するので荒れやすくなります。
相手の欲の種類(欲求階層)を見極めること = 相手の視点に立つこと一歩目 です。ぜひ意識してみてください。
ちなみに自分の人狼会は欲求階層が明確化された設計になっています。
議論が荒れにくいのも共通の欲求階層を持つメンバーをベースに保持しているからだと自負しています(宣伝)。
是非一度見学にお越しください。
4/18 impressionDiary Vol.7
5/13 Heardest Think Vol.2
【この記事をリライトした人】
仙人のGEN ブログ歴7年、元人狼廃人のWeb屋です
ツイッター:
@hagenogendesu
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