NHKのCM怖すぎワロタ…
早朝6時ごろ、テレビを点けます。
僕が見る朝のニュース番組はいつもNHK
理由としては、
・他の局と比べて些細な事件のニュースや芸能ニュースなど、比較的どうでもいいニュースが報道されない。
・視聴者の不安を煽るような報道の仕方をしない。
・受信料を払ってしまったので、勿体無いから見ておきたい。
と言ったものです。
普段は6時過ぎにテレビをつけるのですが、その日は朝早かったため、5時50分頃にテレビをつけました。
午前6時になる直前、
一旦4時台のニュース番組が終わり、6時台のニュース番組へ移行します。
その時、一人の女の子のホームビデオが流れ始めました。
「何だこれ?」
この幼女は誰だろう?
スポーツ選手の幼い姿で、「このビデオから○年後、〇〇選手がついに世界選手権で金メダルを獲得しました!」
と繋がっていくのか。
それとも、ドジをする姿が流れ、「思わずほっこりしてしまうようなホームビデオ特集」のようなものが流れるのか。
はたまた、「誕生日ケーキによく使われるこの蝋燭、みなさんは何からできているか知っていますか?」と教養的な内容になるのか。
一体この幼女のホームビデオが何を暗示しているのかわからないまま、ボーッとテレビ画面を眺めています。
誕生日を祝われる女の子と、その様子を撮影している(おそらく)母や父
数秒間そんなシーンが流れた後、テロップが出てきます。
東日本大震災発生まで5秒
そこはかとない恐怖心を抱くと同時に、このままカウントダウンが進んだ先、どうなってしまうのかという興味が湧いてきます。
5
4
3
2
1
地震発生の直前で画面は暗転しました。
何を伝えたいCMだったのか、
いつ起こるかわからない災害に備え、非常用品を準備しておきましょう
という旨のテロップが表示されました。
そして画面はホームビデオに戻ります。
屋内が揺れ始め驚く女の子の姿と共にCMは終わりました。
数日後には野球をしている少年たちのホームビデオが放送され、
同様に「東日本大震災発生まで5秒」というカウントダウンが表示されました。
“震災を忘れない”、“普段から対策を取っておく”という事を伝えるために日本各地から当日のあの瞬間のホームビデオを集めたのだと思います。
1億人以上国民がいれば、数件はあの瞬間にビデオを回してたという人もいるでしょう。
ある意味では奇跡の瞬間でもあります。
本日は3.11
今一度考え直した方がいいのかもしれません。
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