日記 日記の感想
日記を書き始めて思うことがある。毎日はルーティンのようでありルーティンではないということだ。まあ、当たり前といえばそうか。
毎日朝起きてニュースを見て会社に行って帰ってきて妻の話を聞きうにゃうにゃ言ってご機嫌をとりつつ適当に好きな番組を見るか本を読んで寝る。その繰り返し。毎日をそう捉えてしまえばそうだし、それを40年以上続けるのはあまりに退屈だ。思考停止のロボットになってしまうともうつまらんのである。
日記を書く時、今日もいつも通りだったなあと思う。でもそこからもうちょっと細かい編み目を見て、面白かったことを思い出していく。それが上手になると毎日は同じようで実は全然違うという発見をする。日記を書くというのは、生活を面白がるという訓練みたいなものなのかもしれないな。何かを目指してがんばっている人も成果だけを求めると疲れちゃうからな。過程を愛する訓練、ともいえるかもしれない。
noteで私が好きな日記を書く人たちはそういう発見が上手ですごいなあと思う。私は別にいつもおもしろ大事件レポートを読んでいたいわけではないんだ。あなたがあなたのふつうの生活をいかに楽しんでいるかを知りたいんだ。夫に内緒で夫の本をメルカリで売ってやったとか、こどもたちと裸で「ちん撃の巨人」と言ってお風呂で遊んだとかそういうのが最高だなあと思って読んでいる。ふつうでとても良い。
なんもなかった日を面白く。なんかあった日をより面白く。つまるところそういう風に書けたらとてもいいんじゃないかと、そう私は思うわけだね。
いつもと違ってなんだか真面目じゃないかって?なぜなら今日は書くことがないからこうしてお茶を濁しているのだよ。はっはっは。どうでもいいけど、濁ったお茶ってやーね。この前喉が渇いて近くにあった6歳次女の飲みかけの麦茶を飲もうとしたら、コップの底にいろいろ沈んでいてヒェッとなったな。濁ったお茶はダメ絶対。
寒くなってきましたが、今日も良い一日を!