
Switch2とリーク
突然の発表
「Nintendo Switch 2」の予告映像を掲載しました。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) January 16, 2025
Nintendo Switchの後継機種として、2025年の発売を予定しています。#NintendoSwitch2https://t.co/2EAVi3O4Q2
2025年1月16日夜(日本時間)、突如として任天堂公式がXにて映像発表を告知、その内容は前々から騒がれていたSwitchの後継機。
その名もNintendo Switch2。
先代機種にプラスアルファされる機種名といえば、スーパーファミコン、ゲームボーイカラー及びアドバンス、ニンテンドー3DS、WiiUがありましたが、ナンバリングされるのは今回が初めてとなります。スーパーゲームボーイ2はどうなんだという声も見ましたが、あちらはスーパーファミコンのオプションという見方が正しいと思います。スーパーゲームボーイだけではソフトが遊べませんし。
詳細に関してのダイレクトは4月2日が予定され、細かい機能やロンチタイトル、発売時期や値段についてが告知されるのではと思います。(少し前の記事で、Switch2の値段を予想しましたが、どうやらそれよりも高くなる可能性が高いとのこと……)
公開された映像ではマリオカート最新作と思わしきゲームが映っていましたが、これが最新作なのかはまだ分かりません。過去にもゼルダの伝説でマシンパワーのデモンストレーションしてましたし(GCのリンクとガノンドロフが斬り結ぶ映像が凄かった記憶)。
……とはいえ、これでロンチがマリオカートだとすると、昨年秋からのF-ZEROの盛り上げは何だったのかという疑問が。もちろん、商売なので売れる弾を撃ち出す必要があるのは事実です。が、8DXであれだけのファンサービスをして大々的に完結して、またすぐに次のマリオカートか、というのが個人的な感想です。
スタート前の停止線が24台分あった事から、次のマリオカートでは24人対戦か、という声が上がっています。これは悪い癖の邪推なのですが、F-ZERO99がレースゲームの同接による負荷テストみたいな側面があったのでは……とも。そうでないなら、新作出すよね?という謎の圧も掛けておきます。
ジョイコンを本体に接続する方式がスライドではなく端子差し込みになりましたが、これがどのような進歩や改良になるのかは分かりません。ジョイコンだけでもLRボタンが押しやすくなるのかも。また、ジョイコンが有線になってる映像もあったので、無線による弊害への対処もあるかもしれません。
(2025/1/18追記)もしかして、ストラップを見間違えただけの可能性もあります。
また、Switch2ではSwitchソフトは基本的に遊べるようですが、一部作品について例外が発生するようです。Switchから同2になるにつれて、内部的に無くなる機能や対応しなくなるエンジンがあるんですかね。
どのタイトルが遊べなくなるか分からないので、各々の公式発表を待った方が良さそうです。
購入の妥協点
不肖MaZ、Switch2の購入は現段階では考えておりません。というのも、遊ぶソフトがまだないからです。欲しいソフトが出るかもしれないので、発売されて品薄になる前に確保する、というのもありと言えばありですが、それで空振りするのも難ですし。逆に、ダイレクトで興味のあるソフトが紹介されたらどの限りではありません。GBA、GC、DSでは欲しいソフトが出るので前もってハードを買ってます(それぞれ黄金の太陽、スマブラDX、ファミコンウォーズDS)。
して、個人的に『このソフトが出るなら買う』という基準としては、願望ラインと妥協ラインを設けておこうと思います。願望ラインだけにすると永久に買わないというオチに至る気がするので。
・妥協ライン
星のカービィ完全新作
星のカービィ2,3,64リメイク
2Dゼルダ完全新作
ドンキーコング完全新作
・願望ライン
ファミコンウォーズ完全新作
ファミコンウォーズDS、DS2、突撃!!、突撃!!VSリメイク(日本語版付き)
Advance Wars 1+2:Re-Boot Camp日本語版
黄金の太陽完全新作
黄金の太陽 GBA2作品リメイク、漆黒リメイク(またはリテイク)
MOTHER1~3リメイク(3海外版付き)
罪と罰 地球、宇宙リメイク(日本語ボイス付き)
これには入れませんでしたが、F-ZEROやスターフォックスがどのような動きを見せるかも気になります。なんだかんだでマリオ出たら買うような気もするんですけどね。あと、面白そうな新規IPやサードパーティー製タイトルにも期待出来そうなので、そこはニンダイを待つとしましょう。

リークについて
Switch2は発表前から海外勢によるリークが発生しており、本体の形状について漏らされていました。それに対し、任天堂が公式声明を出してリーク記事をけん制、発表時にマリオカート最新作と思われる画像と、次回ニンダイの告知をぶら下げてカウンターを入れました。詰まる所、次回のニンダイまでに出る情報は一切聞くなという意味合いもあると思われます。実際、聞かなくていいと思います。
それは良いんですが、個人的に引っ掛かったのはリーク対処に関するダブスタ感。Switch2や2023年5月発売のゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムに関してのリークに対しては声明発表などで厳しく対処していたのに対し、少なくとも公式含めて複数回の情報漏れが発生した作品があります。
2023年4月に発売されたAdvance Wars 1+2:Re-Boot Campです。
具体的な時期は失念しましたが、2021年6月のニンダイから同年10月の発売延期告知までの間に、パッケージアートのリークがありました。また、2022年春とされた延期後の発売日が、e-shopにて2022年4月8日と記載されました。2022年3月の無期発売延期後、事前DL購入はキャンセルとなったようですが、その処理に漏れがあり、同年4月8日以降でDL購入されて遊べるようになっていたというトラブルが発生。2023年2月、その月のニンダイで発売日が確定するより前に、北米のゲーム販売店のPOP写真がツイートされる=発売日の確定が内々的に漏れていた可能性?がありました。
これらの情報漏れに対し、海外の任天堂はあまり大きな動きを見せませんでした。流石にDL購入キャンセル漏れはかなり大事だったようですが。他作品や機種のリークと比べると、腰が随分と重いというのが本音です。
正直な所、AW1+2に関しての情報発信は(時勢上もあるとはいえ)非常に消極的だったため、漏れた情報さえ宣伝材料として集めなければならない状態でした。それでも、どこかダブスタを覚えてしまうのが辛いところです。