2025年の動向、Switch後継機などどうなるのか
はじめに
2017年に発売されたNintendo Switchに、いよいよ後継機の存在が見えてきました。第一線を支えた年数としては、初代ファミコンとほぼ同レベルの長寿ハード、本体もソフトも凄まじい売上を記録しただけに、後継機にかかるプレッシャーは想像以上と思われます。
不肖MaZも来年の動向、後継機や各シリーズの今後について所感を述べたいと思います。なお、本記事はいちユーザーのかなり適当な考えなので、真剣に受け取らないようお願いします。こういう話は耳半分に限ります。
Switch後継機のお値段について
まず、最大の焦点になると思われるSwitch後継機ですが、性能面での話は分かるわけないので、特に気になる点として価格とロンチタイトルはどうなるのかな、という話を。今までの据え置き機が25,000円だったため、それに倣うのか、それとも上がってしまうのか、上がるならいくらになるのか。可能性がありそうな価格を四つほど挙げてみました。
(2025/1/8追記)この四つでは収まりそうにないかもしれません。
・25,000円
個人的に、今までの値段を堅守するのは困難だとは思うのですが、なんだかんだでこのラインを維持する可能性。しかし、Switchが本体価格こそ25,000円だったものの、ジョイコンの価格と寿命を考えると、この価格はかなり厳しいのでは……と。
・29,800円
概ね二割増で抑えつつ、30,000円には達しないギリギリのライン。原材料費の高騰などを鑑みれば、恐らくこのくらいの上昇は妥当なものとして扱われるのではと思います。これでジョイコンも上昇してたらちょっと厳しいところですが。
・32,800円
三割増、30,000円を突破。代わりにオプションに掛かる費用が据え置きになる事で、長期的に見るとそこまでの値上がりではないのかな、と思わせるパターン。とはいえ、ジョイコンを人数分揃える事から始まる家庭向けには少々厳しくなる価格帯と思われます。
・35,000円
四割増、流石にここまで上げる事はないのではという希望的観測と、ライバルのPSがもうあれだけ値上げしてるのだから、とタガが外れたような高騰をする可能性がゼロではないという危うさが同居。ここまで上げると、ジョイコンがデフォルトで4個入ってるなどのセットになると思われます。
(2025/1/8追記)
Xにて、既に有機EL版が37,980円で、通常版も3万円を超えているという情報を頂きました。そうなると、39,800円とかになる可能性もありそうです。
ロンチタイトルはどうなるのか
任天堂は新機種のロンチに弾不足が発生し、第二陣を出すまでサードパーティに頼るという事がままありました。過去にN64がそれで初動で大苦戦を強いられた事を考えると、それなりの弾数を揃えてくると思われます。
個人的に3Dマリオ、ポケモン、F-ZERO、ヨッシー辺りがロンチないし初期に動くタイトルと考えています。
・3Dマリオ
3Dマリオがロンチを担当したのはN64、DS。
オデッセイのような箱庭型、3Dワールドのようなステージクリア型、フューリーワールドのようなオープンワールド型と選択肢がありますが、箱庭型がご無沙汰となっているため、何かしらのアクションを見せるのではないかなと思ってます。
・F-ZERO
F-ZEROがロンチを担当したのはSFC、GBA。
99とGBA作品のSwitchオンライン配信、XのNintendo Music配信でだいぶ勢いを付けてきている印象があり、また対抗馬のマリオカートが8DXの追加DLCが一段落した事で、次期ハードの主力レースゲームの枠がどうなるか分からない印象があります。完全新作となれば20年以上ぶりなので、話題性も相応にあるのではと。
・ポケモン
ポケモンがロンチを担当したのはDS。
第9世代やレジェンドが動き、スマホ事業もある程度好調なものの、第10世代に向けた新たな展開を始めるのではないかな、と思ってます。いきなりポッ拳の新作出すとかあるかもしれませんし。
・ヨッシー
ヨッシーがロンチを担当した事はありませんが、DSのキャッチ!タッチ!ヨッシーが2005年1月27日発売と、ハード初期に動いた事が一応ある、最新作が2019年のクラフトワールドで間が空いているという点から、横スクロールを担当する可能性があるのでは、と思ってます。
Nintendo Music配信について
配信開始と配信開始から一ヶ月の段階で、来そうな作品や来て欲しい作品について適当に書き散らしましたが、昨年末までのおさらいと、今年はどうなるのかなという勝手な予想をしてみたいと思います。
・昨年までの傾向
2024年10月31日のサービス開始、翌日のスーパーマリオブラザーズ ワンダーのBGM配信以降、配信ペースには一定の法則というか傾向のようなものがありました。
新規配信は毎週火曜日と思われてましたが、2024/12/31の大晦日だけは配信がありませんでした。年末で仕事納め後という可能性もありますが、第5火曜日は対象外なのかもしれません。今後は第1~4火曜日の更新と見た方がよさそうです。
サービス開始時に配信予定とされていたタイトルと、そうでないタイトルを交互に配信する、というパターンを12月前半まで取っていましたが、12/17でゼルダの伝説 スカイウォードソード、12/24でスーパーマリオ64と、二週連続で予定されていたタイトルを配信しました。残りはスーパードンキーコング3、ゼルダの伝説 風のタクトとなりました。今月でどちらも配信してしまうのかが気になります。
(余談ですが、スーパードンキーコング3にはゲーム内のコード入力で、ボーナスゲームがクリスマス仕様になるという小ネタが存在するので、12/24に配信するのではと思ってました)
シリーズやタイトルの配信される基準としては、商業的成功、スマブラ参戦、海外での高評価、日本と海外での発売があると思われます。商業的成功はWiiやDSに顕著で、スマブラ参戦はかなり優先度を高める性質があります。海外での高評価はウェーブレース64が配信された事で基準として加えました。現状、日本または海外でしか発売されていないタイトルの配信が無いため、今後もそういった流れになると思われますが、Switchオンラインで海外で配信されるようになったパターン(FE暗黒竜、スタフィー等)もあるので、どうなるか分かりません。
また、WiiUにマリオカート8とゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド、Switchにメトロイドプライム リマスタードが追加されました。これらはそれぞれマリオカート8DX、Switch版ブレスオブザワイルド、GC版メトロイドプライムにリンクされている状態で、何故このような水増しにも見える事をしたのかは分かりません。単純にハード別で検索するのに便利というだけかもしれませんが。
・今年の予想
ここからはすごく手前勝手な予想のようなものを並べていこうかと思います。半分は個人的な願望が含まれますのでご容赦を。サービス開始時の予定にあったスーパードンキーコング3、ゼルダの伝説 風のタクトは1~2月で配信してしまうとして、以下のタイトルが加わるのではと考えています。
・Newスーパーマリオブラザーズ(DS)
正直なところ、マリオはどこから来ても文句が出ないので何でも良いのですが、携帯機マリオがドクターマリオしかない事、初代とワンダーの中間がだいたいNewな事、DSに普通のゲームが配信されていない+DSソフトで一番売れた事から、配信の対象になるのではと思ってます。城ステージのBGMとかカッコイイので聞いて。2P対戦もノリノリで楽しいのでオススメ。
・星のカービィ2(GB)
カービィはスターアライズの配信により、過去作品のBGMもある程度はカバーされていますが、何気に2のBGMが少ないので、そこを埋めるように来るのではと思ってます。また、グルメフェスを配信して過去のスピンオフ作品のBGMをカバーしてくる可能性も考えられます。BGMほぼ総入れ替えのディスカバリーはサントラが発売されたばかりなのでまだ早いかと。
・ゼルダの伝説 夢を見る島DX(GB)
個人的願望度がかなり高い話。不肖MaZの初ゼルダ作品なので配信して欲しいというのが第一です。また、2Dゼルダ作品の配信が無いというのもあります。神々のトライフォースも候補に上がりそうな感はあり、時のオカリナがあるんだからムジュラの仮面やトワイライトプリンセスも、という可能性もあり得ます。知恵のかりものは流石にまだ早い。
・ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド(GBA)
個人的願望がやや高い話。ポケモン本家は今の所、スカーレット・バイオレットが配信されていますが、どのナンバリングから来てもおかしくないと思われます。だってどのタイトルも売上本数がぶっ壊れてるんだもん。ちなみに、GBAを選んだ理由は完全に趣味という事と、配信タイトルがファイアーエムブレム 烈火の剣のみという事。どのシリーズもそうですが、GBAと3DSは狙い目になるのでは。
・F-ZERO(SFC)
2023年秋のF-ZERO 99のスタートや昨年秋のSwitchオンラインでのGBAタイトル配信など、ここ数年での待遇改善が著しいシリーズ。MusicではF-ZERO Xが配信されていますが、恐らく99の元となった初代を入れてくるのではと思ってます。
・MOTHER(FC)
何気に配信されていなかったMOTHERシリーズ。個人的に、配信出来そうなのが初代だけな気がします。2は著作権などの大人の事情が絡む可能性があり、3は国内のみの発売となっているのが理由です。無論、諸問題を片付けて2を配信するというパターンも考えられますが。
・1080°スノーボーディング(N64)
ウェーブレース64が配信されたんだからこっちも来るのでは、という割と雑な発想。両者の世界観は繋がっているため、特定のシーズンにちなんだスポーツという繋がりでは可能性がありそうです。とはいえ、N64は割と少数精鋭なうえにSwitchの次に配信タイトル数が多いのでどうなるか。
・新 光神話パルテナの鏡(3DS)
恐らく3DS最有力候補。というか3DSタイトルがまったく配信されていないため、FE覚醒と並んで優先度は上位なのではと思ってます。移植やリマスターを含むとドンキーコング リターンズやヨッシー ウールワールド、単純な売上で考えるとポケモンやカービィもいるのですが、せっかくならその機種ならではのタイトルがあった方がいいよねというのが正直な気持ちです。
・黄金の太陽 開かれし封印・失われし時代(GBA)
個人的願望がとても高い話。と同時に、海外からの評価も高いため、GBA出向のシリーズとしては結構ありなんじゃないかな、と思ってます。収録BGM的には恐らく時代だけで十分な気もしますが、封印のコロッセオ周りのBGMが時代にあったか分からなくなったため、ポケモンみたいに両方入れてしまっていいのではと。GBAタイトルの配信が少ないんだ、早いうちに入れてしまえ。
・ファミコンウォーズDS(DS)
個人的願望が最強レベルに高い話。一応、シリーズの海外評価も加味して。ウォーズシリーズはGBAより前は日本国内のみの販売で、GBAの二作品は海外では別々に発売したものの、未発売となっていた日本ではカップリング発売、DS2以降はおま国。日本での待遇が意味不明に悪い中で唯一、日本先行発売、海外でも発売されたタイトルなので、入るとすれば最も可能性が高いと思われます。まぁ、最も高くても他のタイトルと比べたら恐ろしく低いのですが……
以上が、配信されるのではないか、あるいは配信して欲しいというタイトルになります。他にもゼノブレイドやメイドインワリオ、数多くのタイトルが候補に挙げられていると思います。ここに挙げたのは本当に一例というか一個人の勝手な予想、読まれた方にそれぞれの配信希望タイトルがあると思われるので、ほどよく期待しながら待つとしましょう。