2024年東北の旅8日目〜食材探しの旅宮古:後編〜
昨日は睡魔に襲われ(というより酒の威力に負けて)noteを全て書けなかった。
さて、昨日の続きを書こう。
前編の記事はこちら。
道の駅たろうで無事今日の食材をゲットし、田老地区を散策する。
田老地区も津波の被害が多く出たエリア。
もともと二重の防潮堤があり、津波対策は万全だと思われていたことが、逃げ遅れる原因にも繋がったと言われている。
道の駅からすぐのところに津波遺構がある。
1階2階部分は津波で鉄骨だけに。津波は3階の高さまで押し寄せ、4階も浸水したらしい。
近くにいくとこんな高さなのかとリアルに感じ、津波の大きさに驚くばかりである。
次に防潮堤に登ってみた。
防潮堤を近くでみるとその大きさに驚き、登ってみるとその高さに驚く。この規模の防潮堤がないと津波を防げないのかと。
東日本大地震以前からある防潮堤にも登ってみた。
新しい防潮堤ほどではないがこちらも高い。
この高さを津波は越えてきてしまったのか。
さて、そろそろキャンプ場に向かおう。
今日のキャンプ場は姉ヶ崎オートキャンプ場だ。
ここは2019年、初めて東北に訪れた時にも利用したキャンプ場だ。前回は到着が遅くなり空いていた一番道路側のキャンプサイトだったが、今日はチェックイン時間ちょうどに到着したので、空いているサイトから選ぶことができた。
今回のサイトからは海が見える。
さて、お昼ごはんのおにぎりを食べて、さくっと設営してしまおう。
設営完了して一息ついたら、また行きたいと思っていた場所に行く。
震災メモリアルパーク中の浜である。
元々キャンプ場だったこの場所。津波によりトイレや炊事場などは破壊された。
5年前初めて行った時、一番津波の高さを実感したあるものが今もあるのか確認しにきたのである。それがこちら。
漁具の浮きが木に引っかかっているのだ。震災から13年経った今もまだ引っかかったままである。
5年前に見た時よりいくぶん浮きの色が色褪せて見えたが、まだそこにあった。
公園の中も散策してみる。
ここは5年前から何も変わっておらず、そして海と鳥の声しか聞こえないほど静かな場所だ。
高台に登ってみた。
ここに来ると、なんだか無心になる。緑豊かで海も見えて静かでおだやかな今の風景と、2011年の風景にあまりにギャップがありすぎて、頭の中が追いついていかないからなのかもしれない。
さて、キャンプ場に戻り、近くの休暇村陸中宮古のお風呂に入りに行く。
テントに戻ったら宴だ!
さて本日は牡蠣祭ができなかったが、海鮮祭に変更である!
そしてカレイの干物も焼く。
さてお次は、、
鯨である。しかも刺身で。希少部位もある盛り合わせを購入した。
魚とも肉とも言えるその味。鹿の子や尾の身は馬刺しにも似ている。
さて、本日の目玉の食材、、
カニである。カニならばやはり日本酒。
うむ、最高だ。
なんてことをやっていたらnoteを最後まで書けずに寝てしまった。
さて、これを書いているのは東北の旅9日目の朝である。
今日の旅はこれから始まる。