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Rettyに入社して5年…振り返りと変化

Rettyでリードデザイナーをしているヤマモトマユミです。
2022年6月でRettyに入社して5年が経ちました!今回はそんな節目に、この5年間を振り返ってみようと思います。ちょっと長くなってしまいましたが、プロフィールの代わりになるnoteになればと思います。

2017年 〜オフィス引っ越しとiOSアプリリニューアル〜

Web制作会社で10年間デザイナーとして修行した後、よりユーザーに向き合ってデザインがしたい、ビジネスに近い環境でデザインがしたいと、転職を決意。これが初めての転職でした。
2017年6月にRettyに入社。初めての転職、制作会社→事業会社への変化だけでも必死でしたが、入社して最初に配属されたチームがRetty代表武田さん含めベテランメンバーが中心の少数精鋭チーム。本当、最初ついていくのにやっとだった記憶があります。汗
2017年の大きなトピックは2つ。

入社後2週間で麻布十番にオフィス引っ越し

ちょうど引っ越し間際の入社だったので、オフィスは急激に増えた社員でパンパン。笑
また、新しいオフィスの準備も引越し直前まで絶賛進行中で、私も新しい会議室に掲示する写真のデザインを手伝ったりしていました。
制作会社から事業会社へ転職して、進め方の違いなどでの戸惑い&引っ越しのバタバタで怒涛の2週間だったなと記憶しています。

12月にiOSアプリをリニューアル

Rettyならではの体験を実現するべく、プロジェクトはiOSアプリリニューアルに発展していきました。リニューアルまでの半年は本当に怒涛の日々で、作成する画面数が多く、それぞれ体験からアップデートしようとしていたので、とにかく時間が足りない!
前提キャッチアップ、体験検討、プロトタイプ、UI作成・・を納得のいくまで何度も作っては壊し、本当に毎日が1000本ノックのような濃密な日々でした。

アプリリニューアルに関しては、登壇の機会を頂いてお話させていただきました!これが初めての登壇だったので、とても緊張したのを覚えています。

この時の登壇の内容はキャリアハックさんにも記事にしていただき、とても思い出深い初登壇となりました。

2018年 〜リニューアルからアプリグロースへ〜

2018年からはiOSアプリリニューアルプロジェクトのチームがほぼそのままアプリグロースチームへと変化。iOSアプリだけでなく、Androidアプリも含めてデザインを担当しました。ここで初めて本格的なスクラム開発を経験。プランニングをするメンバーが、PM1名&デザイナー1名(私)という感じだったので、Issueのチケット作成から、設計〜UI〜検証項目作成までかなり幅広く業務を行なっていました。

1年のまとめ企画なんていうのもやってみたりしました。

2019年 〜担当範囲をさらに拡大、プロダクト全体へ〜

2019年前半は引き続きアプリ全体のデザインを担当。また、この時Rettyはタイにもサービスを展開しており、タイ事業に関するデザイン監修・サポートも行なっていました。タイの視察にも同行させて頂き、現地のユーザーさんの声を直接聞いたり、タイでの広告やグラフィックに関するリサーチを行ったりしました。

2019年後半は、10月に大きな組織変更があり、所属チームもアプリチームからRettyでの来店体験を強化するチームへと変化。担当領域もアプリからWebまで広がることになりました。

Rettyでの仕事について、HCD-Netの方に取材していただきました。

初note公開!

この年初めてnoteを公開。嬉しいことに多くの方に読んでいただきました!ごくシンプルで短いnoteだったのですが、初めてのnoteということで執筆に1ヶ月以上かかってしまいました。。

2020年 〜コロナ禍の逆風を大きな変化へ!〜

2020年は世界的に新型コロナウイルスが蔓延。働き方にも大きな変化がありました。Rettyでも2月頃からリモートワーク主体に。また、コロナ禍による外食産業への打撃で、サービスの戦略も大きく変更。
しかし、そんな逆風の中でも、未来を見据えた動きが活発化。振り返ってみると、Rettyに入社して一番濃厚な1年でした。

Go To Eatキャンペーンのデザイン責任者に

2020年の全社で取り組んだ大型プロジェクト「Go To Eatキャンペーン」。プロジェクトのデザイン責任者として全体の体験設計から関わらせていただきました。

この時Rettyには還元システムがなく、またキャンペーン開始まで時間もなかったため、全体の体験設計をすごいスピードで作った記憶があります。

ユーザー体験以外に、お店さんがキャンペーンに申し込むためのフォーム設計、社員が使う業務システムの設計など、toB分野のデザインも担当。「サービスをデザインしている!」という実感を強く感じるプロジェクトでした。

嬉しいことにこのプロジェクトでの成果が評価されて、半期MVPをいただきました。また、このタイミングからリードデザイナーに役割が変わり、更にRettyを成長させていかないと!と、ワクワクしていたのを覚えています。

祝Retty上場!セレモニーのデザインを一手に引き受ける

Rettyはこの年、当時の東証マザーズ(現:グロース市場)に上場。上場すると告知があったのが1ヶ月前。まさかこの時は上場まで怒涛の日々になるとは思いもしませんでした笑

上場当日に上場セレモニーを行うことが決定し、1ヶ月で準備しなければなりませんでした。私は当日配られる記念品や、会場装飾のデザイナーとしてアサイン。特に記念品は入稿から完成まで最低でも2週間はかかるため、コンセプト設計とロゴを3日で作るなど、ものすごいスピード感でデザインしていった記憶があります。
詳しくは以下のnoteで!

ついに自分のグルメ担当を決定!

Rettyでは名刺に食の担当を入れることができるカルチャーがあります。入社した頃は、この食べ物が好き!と明確に言えるものがありませんでした。入社して3年経ち、これが好きだ!と言えるものができました。

それは、、ビール!

特にマイクロブルワリー(小さな規模でビールを生産するブルワリー)に併設されているパブを訪ねることにハマり、かなりニッチなグルメ担当を名乗るようになりました。(とは言え、各地にブルワリーがたくさんあるので、まだまだ開拓中です)

2021年 〜人気店リニューアルとデザイナー採用再開〜

2021年は、よりリードデザイナーとしての役割を求められる場面が多くなりました。プロダクト開発では、サービスの根幹に関わるプロジェクトのデザインを担当。また、デザイナー採用を再開。気付けばRettyのデザイナーは私を入れて3名に。。もし今いる誰かが抜けてしまったら・・とヒヤヒヤしながら仕事をしていました。

人気店リニューアルプロジェクト

Rettyならではの価値を多くのユーザーさんに届けるために。最終的には人気店のリニューアルという大きなプロジェクトに関わらせて頂きました。

プロジェクトのスタートは「どうすればユーザーさんにRettyを指名利用してもらえるか」。全く手段の検討もついていない状態から、PMと一緒に、理想のユーザーシナリオを作成したり、コンセプト定義をしたりなど、抽象度の高いアウトプットに本格的に挑んだプロジェクトでした。
実際にどんなことをしたのかなど、プロジェクトの裏側については、一緒にプロジェクトを走ったPMの田中大登のnoteや、私のnoteでも書いていますのでよければぜひ読んでみて下さい!

デザイナー採用再開。苦戦の連続・・

2021年になり、本格的にデザイナー採用を再開。しかし、私自身、採用する側の経験は面接官を少しやったくらいで、採用のノウハウが全くない!

最初はとにかく情報収集だ!と、他社のデザインマネージャーの方にヒアリングさせてもらったり、いろんなデザイナーの方をtwitterでフォローしたり、採用に関わるオンライン勉強会に参加したり…手当たり次第に情報をかき集めていった記憶があります。

情報収集を始めてわかったことは、どの会社さんもデザイナー採用に苦戦しているということ。ただ待っているだけでは、Rettyが求めているデザイナーの方に巡り合うことは難しいということがわかりました。

行動量を上げないと転職希望者に会えない!と、コンスタントにスカウトを打ったり採用に向けたアクションをするようになって、徐々に転職希望のデザイナーの方に会えるようになりました。

地道な活動のかいもあって、2021年後半には中途デザイナー1名の入社が決定、23卒の新卒デザイナー1名の内定承諾という結果に!採用を本格化して1年以内に大事な一歩を踏み出すことができました。

2022年 〜デザイナーが倍に!次のステージへ〜

2022年前半は引き続きデザイナー採用に最注力。デザイナーが1名増えましたが、1名育休に入ったので、引き続きデザイナーは3人体制。まだまだヒヤヒヤする状態は続き、、デザイナー採用継続です!

怒涛のnote公開&Meetyの活用

採用広報の一環として、月一ペースでnoteを公開。嬉しいことに多くの方に読んでいただきました。面接でもnote見ましたと言って頂けることも増え、じわじわ効果を実感するようになりました。
今ではだいぶ書くことに抵抗もなくなり、自分なりのコツも掴んで、早ければ3日くらいで記事を1本かけるくらいまでになりました。

また、note公開と合わせて、カジュアル面談プラットフォームのMeetyも活用。真面目なカジュアル面談、ちょっとおもしろテーマの面談として慢性鼻炎の手術の話(今はクローズ。また鼻炎の季節になったら出そうかな)などなど、複数の切り口で募集をしていました。
嬉しいことにそのうちの1つをMeety公式のあゆむくんに取り上げて頂くなども。

なかなかリアルで出会いを広げることが難しい昨今。Meetyを通じていろんなデザイナーさんと繋がることができました。

中途デザイナー3名が入社!

note&Meetyでの採用広報、毎日のスカウトチェックを日課にして続けた採用活動半年・・本当に地道で…地道すぎる…採用活動によって、嬉しいことに3名のデザイナーがこの夏Rettyにジョインしてくれました!!

これで、一気に稼働するデザイナーは倍の6名へ!先に2名入社して1ヶ月経ちますが、やれることが一気に増えたぞ!という実感をひしひしと感じています。入社後すぐに活躍する新メンバーの姿を見ると、採用活動頑張ってよかったな、本当にいい人に巡り会えてよかったなと感無量です。

そして2022年後半戦へ…

気づけばもう今年もあと半分。。2022年後半はまたRettyで新しいチャレンジができる予感ありで、ワクワクしています。新たなチャレンジについてはまた色々見える成果がでたらnoteに書きたいなと思っています!

Rettyに入社して5年間の変化

Rettyに入ったのが30代のはじめ。30代の半分をRettyで過ごしたことになりますが、この5年間で「考える」能力が強化されたと感じています。

20代の頃はとにかく「作る」能力を伸ばすことに集中していました。まずは作れるようにならないと主力メンバーに入れてもらえず、悔しい思いをいっぱいしました。その悔しい気持ちを糧に、20代は朝から晩までとにかく「作る」ことにひたすら向き合っていたように思います。

Rettyに入社してからは「なぜやるのか(WHY)」「そのために何をやるのか(WHAT)」から考える仕事が増えました。前職までは、その2つは既に決まっていることが多く、「どう実現するか(HOW)」から関わることが多かったと思います。

なぜ(WHY)/ 何を(WHAT)の部分から考え作るようになって、本質的なところからデザインをしていると強く実感しています。20代の頃より今の方がデザインを面白く、楽しく感じている自分がいます。

最後に

今回の振り返りは私個人の話がメインになりましたが、新しく仲間に加わったデザイナーたちと共に、今度はチームとしての成長と変化を起こしていきたいと思っています。そして今までより大きな力として、Rettyの成長にコミットしていきたいなと思っています!

今回のnoteの内容や、Rettyの仕事について何か聞きたいと思った方がいましたら、Meetyへお気軽にご連絡ください!

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